
電子フロンティア財団は、オンラインストレージプロバイダーにワーナー・ブラザースが所有していないコンテンツを削除するよう命令した自動キャンペーンによるミスの賠償をワーナー・ブラザース・エンターテイメントに求めている。
「ワーナーの不当な削除によって、Hotfileの顧客は不当にコンテンツへのアクセスを失った」と、電子フロンティア財団の知的財産担当ディレクター、コリン・マクシェリー氏は声明で述べた。「しかし、ワーナーの理論によれば、どんな企業でも、プロセスをコンピューターにアウトソーシングするだけで、DMCAを濫用した責任を回避できることになる。」
「ワーナーがここでやっていることは、同社が出したような過剰かつ無差別な削除からインターネットユーザーを保護するDMCA条項を弱体化させるための策略だ」と彼女は付け加えた。
同財団によれば、ワーナーの自動システムは、コンテンツが同社の映画であるか児童向けの読書感想文であるかに関係なく、Hotfile に保存されている作品のタイトルのみを分析したという。

実際、Hotfile は、アメリカ映画協会がサイバーロッカーに対して起こした訴訟で、MegaUpload のような著作権侵害行為を行ったとして告発されている。
「Hotfile は毎日、MPAA 加盟会社の何千もの映画やテレビ番組の盗難に関与している。その中には現在も劇場で上映中の映画も含まれる」と、映画協会の顧問弁護士兼最高コンテンツ保護責任者のダニエル・マンディル氏は訴訟提起時に述べた。
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