概要
専門家の評価
長所
- 直感的
- 単純
- プラグインは不要
短所
- マニュアルなし
- リンクタイプを指定できません
私たちの評決
MindMeister を使用すると、個人またはチームが考えを視覚的にレイアウトし、あらゆるプロジェクトに魅力的なマインド マップを簡単に作成できます。
私たちは皆、時折、考えをまとめる必要があります。Simplenoteのようなシンプルなテキストエディタに書き込むだけで済む人もいますが、空白のページを見るのが億劫に感じる人もいるでしょう。また、視覚的に整理整頓できる人とそうでない人がいます。もしあなたがそういう人なら、マインドマップがぴったりかもしれません。MindMeister(個人利用は無料から月額20ドルまで、価格帯は様々)は、一人でも他の人とでも、そのようなマインドマップを作成できる、低コストで効率的なオンラインツールです。

マインドマップとは、概念を中心とし、そこから様々な方向に枝分かれしていく図のことです。Googleのワンダーホイール機能を覚えている方なら、マインドマップが何であるかご存知でしょう。例えば、犬を飼うことを検討している場合、中心となるアイデアは「新しい犬」といったもので、そこから「名前の候補」、さらに「シェルター」(つまり、どこを探せばいいのか)、「望ましい特性」といった枝分かれをしていきます。これらの枝それぞれにサブ枝を作ることができ、「名前の候補」の枝の下に「サムが提案した名前」と「ビルが提案した名前」というように、考えを視覚的に表現することができます。
無料でダウンロードできるシンプルなマインドマッピングアプリケーション(BlumindやFreeMindなど)もありますが、MindMeisterを使えばWebブラウザだけでマインドマップを作成できます。各ノード(または「アイデア」)には、独自のアイコン、色、フォントサイズ、テキストスタイル(太字/斜体)を設定できます。アイデアについて2、3語以上書きたい場合は、メモを添付できます。アイデアにURLを追加したり、ファイルを添付したりすることも可能です。
MindMeisterは、いわばプロジェクト管理システムのように活用できます。あらゆるアイデアをタスク化し、優先度(1~7段階)、期限、完了率、担当者を設定できます。これらの変更はすべてマインドマップ上に視覚的に反映されるため、タスクのプロパティを一目で確認できます。
アイデアが複雑な場合、それを表すマインドマップは雑然としがちです。MindMeisterは、各アイデアを折りたたむことができるため、この煩雑さを軽減できます。例えば、犬の名前を考えるのが面倒な場合は、「名前」のブランチを折りたたむだけで、他のブランチに集中できます。
ダウンロード可能なマインドマッパーTheBrainとは異なり、MindMeisterでは各思考を1つの親にしかリンクできません。また、異なるアイデア間の関係性を示すリンクタイプ(例えば「〜からインスピレーションを受けた」など)を指定できないため、操作がシンプルになっています(人によってはシンプルすぎるかもしれません)。
MindMeisterには強力なコラボレーション機能があります。メールで共同編集者を招待できます。マップを他の人と同時に編集する場合、変更は両方のシステムにリアルタイムで反映されます。MindMeisterではこれを「ブレインストーミングモード」と呼んでいますが、その理由は明らかです。実際に使ってみるととても楽しいです。ノードを動かすと、他の人のコンピュータでもノードが動きます。これは混乱を招く可能性がありますが、MindMeisterは動きをスムーズにアニメーション化し、変更箇所を色で強調表示します。そのため、他の人が何を変更したかを簡単に確認できます。
MindMeisterのもう一つの強力な機能は、履歴ビューです。これは、各共同作業者に割り当てられた色に応じて色分けされたドットが表示された水平バーです。このバーを使って、マインドマップの以前のバージョンに遡ることができます。過去のバージョンに戻るとマップが瞬時に変化するので、探していたバージョンを簡単に見つけることができます。
MindMeisterは、iPad、iPhone、Android向けに複数のビジュアルテーマとアプリを提供しています。また、ビジネスユーザー向けのGoogle Appsとも連携します。総じて、MindMeisterはアイデアを視覚的に共同作業するための、強力かつ使いやすいツールです。