画像: Microsoft、Pixabay
Microsoftは、最近増加しているMicrosoft Teamsにおける悪意のあるファイルやリンクに対する保護を強化しています。Microsoft 365メッセージセンターのアラートによると、ユーザーは悪意があると分類されたメッセージを送受信する際に警告を受け取るようになります。
さらに、EXEファイルはマルウェアの一般的な感染経路となるため、チャットやチャンネル内のEXEファイルを含むメッセージは完全にブロックされます。Microsoft Defenderとの統合強化により、ブロックされたドメインからの通信もすべて拒否されます。
「ユーザーを悪意のあるコンテンツから保護するため、Microsoft Teams にメッセージ警告機能を導入します」とアラートには記載されています。「この新機能は、スパム、フィッシング、マルウェアとしてフラグ付けされた URL を含むメッセージに、社内向けか社外向けかを問わず、警告バナーを表示します。これらの警告はユーザーの意識を高め、Safe Links や ZAP といった既存のセキュリティ保護を補完します。」Teams におけるリンク保護の仕組みの詳細については、公式サポートページをご覧ください。
この新しいMicrosoft Teamsセキュリティ機能は、9月下旬にパブリックプレビューから展開を開始し、11月までに一般提供開始予定です。Microsoft Defender for Office 365 (MDO) のお客様とMicrosoft Teams Enterpriseのお客様がご利用いただけます。
この記事はもともと当社の姉妹誌 PC för Alla に掲載され、スウェーデン語から翻訳およびローカライズされました。
著者: Mikael Markander、PCWorld寄稿者
ミカエルは、当社のコンシューマーテクノロジーカテゴリー全般のニュース記事を執筆しています。以前はMacworldで働いていましたが、現在は主に姉妹サイトのPC för AllaとM3で執筆しています。ミカエルは、どのガジェットが発売されるのか、ストリーミングサービスや最新のAIツールの動向をしっかりと把握しています。