ネットブックの先駆者であるAsustek Computerは、現在ドイツのハノーバーで開催中のCebitエレクトロニクスショーで、初の電子書籍リーダー「DR-900」を発表しました。

DR-900は9インチの薄型電子書籍リーダー画面を搭載し、Wi-Fiとオプションの3Gワイヤレス接続機能も備えていると、同社は声明で述べている。この電子書籍リーダーは、1回の充電で1万ページ、つまり小説20~30冊程度読めるバッテリーを搭載する設計となっている。
「当社は電子書籍リーダーを使用する人々の習慣を徹底的に調査し、読書の快適さとバッテリー寿命が2つの重要な要素であると考えている」と同社は述べた。
同社代表者は、電子書籍リーダーの価格も、Asustekが世界販売をいつ開始するかもまだ決まっていないと述べた。
ASUSTekのCEO、ジェリー・シェン氏は、この電子書籍リーダーは今年6月に台北で開催されるCOMPUTEXエレクトロニクスショーで発売される見込みだと述べた。また、ASUSTekはコンテンツプロバイダーと協力して電子書籍リーダーを発売する予定だと述べた。