
「コンピュータの父」アラン・チューリングの誕生日を、どのように祝いますか?Google Doodleを作ったり、レゴでチューリングマシンを作って、生誕100周年を記念するのも良いでしょう。
ジェローン・ファン・デン・ボサンド氏とデイビー・ランドマン氏はまさにそれを実践し、レゴブロックでチューリングマシンを作った経緯を詳細に描いた短編ドキュメンタリーを制作しました。二人の研究者は、偉大な数学者でありコンピュータ科学者でもあるボサンド氏への敬意を表すためだけでなく、コンピュータがいかにシンプルであるかを示すためにもこのマシンを制作しました。
二人はレゴ マインドストームNXTキットを使って、自分たちが作ったアルゴリズムマシンを動作させました。このキットでは、光センサーを使ってレゴターニングマシンの32個のスイッチそれぞれの値を判定します。スイッチがオンの場合、センサーは黒いブロックを認識し、オフの場合、白い空間を認識します。
センサーはギアで動くスイッチからのコマンドを読み取り、オレンジ色のレバーで各スイッチの位置を変えてコマンドを発行します。ソフトウェア的には、2人はRascalプログラミング言語を使ってこの装置を動作させました。
説明するよりも見たほうが簡単なので、ビデオをご覧ください。
本物のチューリングマシンのテープとは異なり、レゴブロックを無限に供給できないことを除けば、最終的な結果は非常に印象的です。そして、本物のチューリングマシンと同様に、このレゴ版は記号を操作し、現代のコンピューターのCPUの仕組みを説明できます。この場合は、2と2を足し算できます。
さらに、これはレゴです。過去、現在、そして未来のコンピューターにとって非常に重要なマシンを祝うのに、これ以上の方法があるでしょうか?
[レゴチューリングマシン Vimeo経由]
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