インテルがベルリンで開催したIFAで発表した最大のニュースは、新型Kaby Lake第7世代Coreプロセッサーだったが、このチップメーカーからのCPU関連ニュースはそれだけではなかった。
Intel はまた、6 種類の異なる Celeron および Apollo プロセッサを搭載した新しい 14nm Apollo Lake プラットフォームも発表したが、同社はこれについて大々的に宣伝しなかった。
ストーリーの裏側: Apollo Lakeは、主に廃止されたBroxtonおよびSofiaモバイルチップ向けに設計された次世代AtomアーキテクチャであるGoldmontを採用しています。Apollo Lakeプロセッサは、以前の世代と同様に、ローエンドのノートパソコンやデスクトップに搭載され、2015年にリリースされた14nm Braswellチップの後継となります。

Intel の Apollo Lake ラインナップ。
アトム湖に会う
Intelの新しいAtom Lake SOCには、デスクトップ向けに3種類のPentiumプロセッサが搭載されています。いずれも10ワットのプロセッサで、Intelの500シリーズ統合型グラフィックスを搭載しています。最上位プロセッサは1.5GHzクアッドコアのPentium J4205 SOCで、ブースト時速度は2.6GHz、メーカー希望小売価格は161ドルです。他の2つのローエンドプロセッサ(上のグラフに記載)は107ドルです。
より低消費電力の6WノートPC向けPentiumプロセッサに目を向けると、最上位モデルは1.1GHzクアッドコアPentium N4200で、バースト速度は最大2.5GHzです。Pentium J4205と同様に、このノートPC向けSoCの推奨価格は161ドルで、Intel 500シリーズ統合グラフィックスを搭載しています。
新しいApollo Lakeチップは、6月にIntelの資料で6つの新しいチップが発表された際に初めて公表されました。Liliputingの報道によると、Computexの参加者が撮影したスライドには、新しいプロセッサの予想スペックがいくつか記載されていました。その後、8月中旬にはHPが自社サイトでPentium N4200の詳細情報を誤って公開しました。
これらが新しいApollo Lakeチップの基本です。Goldmontのより技術的な側面、特にSOCのパフォーマンス面での期待値について詳しく知りたい方は、AnandtechによるApollo Lakeの分析をご覧ください。