
約1か月前、マイクロソフトの社員がペットの日中の遊び相手として作ったロボットについて記事を書きました。このロボットの開発者であるMicrosoft Roboticsのテスト開発者、Jordan Correa氏は、Kinectをロボットの「目」として使い、Microsoft Robotics Developer Tool 4を使ってプログラミングしました。そして今、あなたも次のロボットプロジェクトに同じ開発ソフトウェアを活用できるようになります。
Microsoft Robotics ブログで発表されたとおり、Robotics Developer Studio 4 (RDS 4) の最終リリースが無料でダウンロードできるようになりました。
Microsoftは9月にツールキットのベータ版をリリースし、それ以来、ソフトウェアの最終版開発に尽力してきました。RDS 4の正式版は、Kinect for Windows SDKの「RTM」(最終版)と互換性があり、愛好家や研究者などがKinectをロボットに統合しやすくなります。
Microsoftは、この技術の実例をいくつか紹介するビデオも公開しました。ビデオで紹介されている例の中には、ユーザーの後をついて回るロボットなど、主に概念実証的なものもあり、実用的とは言えません。とはいえ、この新しいソフトウェアがより実用的な用途で活用できることは容易に想像できます。例えば、瓦礫の下に閉じ込められた地震の被災者を捜索するKinect搭載ロボットなどです。Microsoftの公式開発ツールがなくてもこれだけのことができるのであれば、RDS 4で何が実現できるのか、今から楽しみです。
Kinectを使ったどんなロボット作品を見てみたいですか?コメント欄で感想を共有してください。また、Kinectハックで作ったロボットを披露したい方は、ぜひお気軽にご連絡ください。
[マイクロソフト ロボティクス]
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