
GPSシステムは、画面の大型化やリアルタイムの交通情報の更新など、長年にわたり大幅に進化してきました。しかし、フロントガラスの中央に貼り付けたとしても、前方の道路から目を離す必要があるという根本的な欠陥が依然として残っています。パイオニアは、新しいサイバーナビGPSシステムでこの問題を解決しようとしています。
この新しいGPSシステムには、サンバイザーに直接取り付けられる拡張現実(AR)ヘッドアップディスプレイ(HUD)が搭載されています。MicroVision社との共同開発によるこのレーザー投影型GPSマイクロディスプレイは、まるで道路の上にルート案内が直接表示されているかのように見えるため、運転者は道路から視線を逸らすことなく運転できます。

35×12インチ(90×30センチ)のHUDは、方向指示に加えて、速度制限警告、車線規制、先行車との距離、そしてバックミラーにクリップで取り付けるBluetooth搭載カメラから送信されるその他の情報も表示します。カメラはライブビュー画像を従来型のGPS液晶画面にストリーミングし、さらに多くの地図情報を重ねて表示します。
サイバーナビシステムは7月に日本で発売予定です。AVIC-ZH99HUD(300,000円、3,755ドル)と、ダッシュボードまで届く高機能スクリーンを備えたAVIC-VH99HUD(320,000円、4,006ドル)の2モデルです。最新技術は高価なものです。米国での発売については、現時点では発表されていません。
[パイオニア(翻訳)Tech-OnとEngadget経由]
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