
最近はニューヨーク・タイムズを批判するのが流行っているらしいので、私は批判はしません。もっとも、この連中みたいに暴力的なゲームに関する彼らの最新の立場を軽々しく混乱させるのは簡単そうに思えますが。問題のニューヨーク・タイムズの記事は、これ以上ないほど明確です。「エンターテインメント・ソフトウェア・レーティング委員会(ESRB)の年齢推奨を満たしていない小さなお子様やティーンエイジャーがいる場合、このホリデーシーズンに避けるべきゲーム10選をご紹介します。」
ザ・レイト・レイト・ショーのクレイグ・ファーガソンの言葉を引用すると、「分かってるよ!」
ええ、ESRBが何なのか、あるいはゲームボックスの表裏にある小さな白黒のレーティング表示の読み方を既にご存知なら、このリストは少々冗長になるのは承知しています。とはいえ、あなたや私のようなゲーマーが一度プレイするだけで12時間もかかるようなゲームを、ゲームに詳しくない人でも理解できるように、Common Sense Mediaの説明文を掲載しても何の害もないのではないでしょうか?
NYTの記事は、「Common Senseの『買ってはいけない』リストについてどう思いますか?」という自由回答形式の質問で締めくくられ、フィードバックを受け付けています。こうした記事を軽く読み流し、二行ほど読んで、Dead Space: Extractionのようなゲームで「犠牲者の体から噴き出す血」の量や、今年の衝撃作Modern Warfare 2で「敵のテロリストとして潜入する」オプションに比例して西洋社会が崩壊していくことに憤慨する反動的な読者こそが、より責任を負わされるのではないでしょうか。
NYTのリスト:
アサシン クリード II ボーダーランズ ブルータル レジェンド コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア 2 デッドスペース: エクストラクション ドラゴンエイジ: オリジンズ グランド・セフト・オート IV: ゲイ・トニーのバラッド デモンズソウル レフト 4 デッド 2 グランド・セフト・オート: チャイナタウン ウォーズ
確かに、Common Sense の説明文はゲームの真価を十分に伝えていません。ゲームボックスの裏にある宣伝文句も同様です。実際、ほとんどのレビューも同様です。まずはどこかから始める必要があります。例えば、この記事の続きとして、ESRB のレーティング概要とゲームを照らし合わせて、自分の判断を下すのです。
そして、映画や本、音楽と同等の芸術作品としてゲームに本当に興味があるのなら、一体なぜ新聞を読んだり(あるいは気にしたり)しているのでしょうか?
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