往年の名作『Quest』シリーズの開発元であり、『クラッシュ・バンディクー』をはじめとする数々のゲームを世に送り出してきたSierra Entertainmentは、長らく経営破綻が予想されていました。2008年にActivisionがVivendiと合併した際、Sierraは倒産しました。
そして先週、アクティビジョンがシエラを復活させると発表すると、まるですべてが大きな策略だったかのように、シエラがリビングルームに舞い降りてきました。「でも、あなたは死んでるのよ!」と私たちは皆、ショックを受けて言いました。「いいえ、あなたは死んでるのよ」とシエラは言いました。そして私たちは皆、まるでキングスクエストの登場人物になったかのように、死んでいったのです。
King's Questが帰ってくることを考えれば、まさにうってつけのタイミングだ。Gamesindustry.bizによると、このクラシックなポイントアンドクリックアドベンチャーはThe Odd Gentlemen(Wayward Manor)によって「完全に再構築」され、2015年にリリース予定とのことだ。

しかし、Sierra は、Activision という巨大な AAA 組織内の「インディー インキュベーター」としての役割も担うことになります。これは、Ubisoft が最近リリースした疑似インディー ゲーム ( Valiant HeartsやChild of Light ) に似ていると思います。
これらの「インディー」タイトルの第一弾は、Lucid Gamesが開発する新作『Geometry Wars』です。Activisionによると、Sierraは「ゲーム開発やファーストパーティとのリレーションシップ支援から、PR、マーケティング、デジタル/小売流通まで、各インディースタジオの独自のニーズに応える」とのことです。
「Sierra の目標は、独自の素晴らしいプロジェクトに取り組んでいる、または Sierra の優れた IP に取り組むことに熱意を持っている、才能のある有望なインディー開発者を見つけ、一緒に働くことです」と外部開発担当シニア ディレクターの Bob Loya 氏は語ります。
個人的には、Activisionがインディー専門のパブリッシング部門が必要だと言っていることよりも、「素晴らしいSierra IPに取り組むことに情熱を注いでいる」という部分に興味があります。まあ、少なくとも両方やっているのは良いことです。早くDr. Brainのリブート版がリリースされるといいですね。