画像: シャープ
スマートフォンのノッチはもう見尽くしたと思っていたら、シャープがついにそのノッチを凌駕する製品を発表しました。Essential Phoneと同様に、Aquos R2 Compactも画面上部に小さな消しゴム型のカメラノッチを備えています。これはこれで良いのですが、画面下部に目を向けると、全く使い物になりません。
なぜでしょうか?指紋センサーを囲むノッチがあるからです。
皆さんが何を考えているかは分かっています。いや、シャープが他のAndroidスマートフォンのようにセンサーを背面に配置しなかった理由は分かりません。また、なぜ画面下部のディスプレイを大きくしなかったのかも分かりません。しかし現状では、画面下部に長方形のノッチがあり、指紋センサーの約半分が切り取られ、残りの半分は画面の下に収まります。
基本的にひどい出来です。それ以外の部分は、ハイエンドプロセッサと非常に魅力的なディスプレイを搭載しており、実はかなり良い出来です。
- ディスプレイ: 5.2インチ、2,280 x 1,080、120Hz IGZO
- プロセッサ: Snapdragon 845
- メモリ: 4GB
- ストレージ: 64GB
- バッテリー: 2,500mAh
- 背面カメラ: 22MP
- OS: Android 9
ヘッドホンジャックと防水機能も備え、独特の「スモーキー」グリーンカラーを採用しています。スモーキーグリーンとグリーンの組み合わせがどうなのか、私たちにはよく分かりません。船酔いのグリーンに見えますが、シャープなら何でもいいでしょう。

スモークとグリーンがどのように関係しているかはわかりませんが、こちらはスモーキーグリーンの Aquos R2 です。
AQUOSの最大の魅力は、5.2インチの画面です。昨今、6インチ未満のAndroidスマートフォンは珍しく、5.2インチはまさに小さすぎます。そのため、ノッチが大きく見えるでしょう。さらに、シャープ独自のIGZO(インジウム・ガリウム・亜鉛・酸素)ディスプレイ技術を採用しており、従来の液晶ディスプレイよりも高解像度と低消費電力を実現しています。
AQUOS R2 Compactは来年後半に日本で発売されますが、米国での発売予定はありません。その点については大変感謝しております。
これが重要な理由:シャープの Aquos R2 が、携帯電話の間違った使い方の例として役立つことを期待しています。なぜなら、ダブルノッチが流行したら、私たちは再び BlackBerry を使い始めなければならないかもしれないからです。