GoogleがAndroidおよびiOS版のGoogle Voiceをハングアウトと統合するかどうかは、数ヶ月前から予想されていましたが、まだ発表されていません。しかし水曜日、GoogleはPC版ではその逆のことをし、ハングアウトをGoogle Voiceウェブサイトに統合しました。
この新しい機能により、Google Voice アカウントに接続された電話が近くにない場合でも、友人、家族、同僚に簡単に電話をかけることができるようになります。
さらに素晴らしいのは、新しい Google Voice とハングアウトの統合では、Google+ アカウントや Gmail のハングアウトがなくても機能するという点です (これは Engadget が最初に報じました)。
Google Voice ウェブサイトに、ハングアウトを使用して通話するオプションが追加されました。(クリックして拡大)
新しいオプションを使用するには、Google Voiceのウェブサイトにアクセスし、電話をかけたい番号を入力します。 「通話に使用する電話番号」のプルダウンメニューに、ハングアウトのオプションが表示されます。
これにより、別のハングアウト ウィンドウが開き、通常どおりハングアウトを介して音声会話を続けることができます。
新機能を簡単に確認したところ、ハングアウト経由で通話するオプションはGoogle Voiceのウェブサイトからのみ利用可能でした。Googleコンタクトで電話番号を選択し、そこからGoogle Voiceを使用しようとしても、Googleのオールインワンメッセージングアプリを使用するオプションは表示されませんでした。
すべてを支配するメッセージングアプリ
ハングアウトを Google Voice に統合するという今回の動きは、多くの人が Google Voice がハングアウトに統合されると予想している中で起こった。
7月初旬、Google Operating Systemブログは、Android版ハングアウトに埋め込まれた、Google Voice番号をハングアウトに移行するよう求める、まだ有効ではないプレースホルダ機能を発見しました。この機能は、Google Voiceの番号をハングアウトに移行するようユーザーに求めていました。Google Voiceとの統合により、同サービスのボイスメールとテキストメッセージがハングアウトで利用できるようになります。この機能はまだリリースされておらず、変更されるか、廃止される可能性もありますが、Voiceとハングアウトの統合に関する噂は少なくとも3月から飛び交っていました。
Googleウォッチャーの多くは、Google Voiceが廃止され、ハングアウトが主流になると予想しています。今回のVoiceとハングアウトの統合は、少なくとも近い将来、両サービスが互いに補完し合いながら共存していく可能性を示唆しています。