
ご存知の方も多いと思いますが、Macのトラックパッドは多くのPCのトラックパッドよりも優れています。Appleのトラックパッドは、Powerbook 500シリーズ以来、16年以上も開発が続けられてきました。これにより、Appleは他の開発会社を大きくリードしてきました。しかし、Synapticsが本日からMacのトラックパッドに挑戦します!
Macのトラックパッドをご存知の方なら、他の(ただし全てではない)トラックパッドにはない多くの機能があることをご存知でしょう。ドラッグロック、2本指スクロールとクリック、マルチタッチジェスチャー(ズームインとズームアウトを含む)、画像の回転、スワイプナビゲーション、そしてトラックパッドへの誤入力の無視などです。新しいSynapticsトラックパッドは、それらの機能の多くに加え、さらに多くの機能を備えています。
Synapticsは、COMPUTEX 2010でTouchPad-ISというブランドの最新タッチテクノロジーを展示します。同社によれば、これは「初のフル機能マルチフィンガーPCタッチパッド」とのことです。この新しいタッチパッドは4本指のジェスチャーを正確に認識し、誤って触れた際にカーソルがアクティブになるのを防ぐSynaptics SmartSenseテクノロジーを実演します。
TouchPad-ISでは、右クリックや左クリックにボタンを使う必要もありません。Synapticsは次のように述べています。
さらに、新しいSynaptics ClickPadにはClickSmartテクノロジーが搭載されており、ユーザーはClickPadの左右のボタンコマンドをユニバーサルに制御できます。ユーザーとOEMは、クリック操作の動作を選択する手間がかかりません。ClickSmartは、従来のクリック操作と最新のクリック操作の両方に対応する、新しい「ユニバーサル」サポートモードを提供します。
さらに、新しいタッチパッドシリーズには、Synaptics Gesture Suiteの新しいジェスチャー機能と、アップデートされたSynaptics Scrybeジェスチャーワークフローテクノロジーが搭載されています。また、ユーザープロファイルに個人設定を保存することもできます。
これが PC 製品でいつ利用できるようになるかはまだ誰にもわかりませんが、Synaptics は Mac と PC のトラックパッド間のギャップを埋めることは間違いありません。
[ギズモード経由]