GoogleのAndroidベースの仮想アシスタント技術「Google Now」に使用されている技術の一部が、Webに導入されつつあります。Googleは、ユーザーがログインしている限り、フライト、レストランの予約、購入など、ユーザーの受信トレイにある関連情報を検索結果に直接表示できるようになります。

新しい機能は、今年初めに開始された Google の検索「フィールド トライアル」の一部であり、米国の @gmail.com ユーザーに限定されています。こちらからサインアップでき、確認メールを受信した後、新しい機能を使用できるようになります。
では、どのように機能するのでしょうか?Googleアカウントにログインすると、Google検索のメインページから特定の検索クエリを実行することで、メールを検索し、Androidで初めて導入されたGoogle Nowサービスに似たカード型のインターフェースに情報を表示できます。
例えば、「my flights(私のフライト)」と検索すると、メールから取得した今後のフライト予約情報と、ゲートや出発時刻などの最新のフライト情報が記載されたカードが表示されます。また、Web検索に応じて受信トレイから関連メールを表示したり、「Summer holiday docs(夏休みの書類)」などのクエリでGoogleドライブからファイルを検索したりすることもできます。

最近、トライアルにいくつかの特別な検索クエリが追加されました。[購入履歴] でオンラインショップの領収書を検索したり、荷物の配送状況を追跡したりできます。Ticketmaster や Eventbrite のイベント予約を確認するには [イベント履歴] を使用します。ホテルの宿泊を確認するには [ホテル予約] を検索します。また、[レストラン予約] で OpenTable で予約したディナーの住所と時間を確認できます。
SSLオプションがデフォルトでオンになっている限り、モバイルデバイスでも検索結果が表示されます。Googleによると、iOS 6デバイスとAndroid JellyBeanデバイスのホーム画面の検索ボックスでも機能するとのことです。