マイクロソフト、Mobile World CongressでWindows 8 Consumer Previewを発表
マイクロソフトは水曜日、バルセロナで開催されたMobile World Congress(MWC)を背景に、待望のWindows 8 Consumer Previewを発表しました。これにより、マイクロソフトはモバイルデバイスにおけるWindowsの将来的な役割について大きな声明を発表しました。タブレットとノートパソコンが中心となる見込みですが、スマートフォンについてはまだ言及されていません。
コンシューマープレビューはイベント中に公開され、マイクロソフトによると、最初の1時間で70カ国以上からダウンロードがあったとのことです。マイクロソフトは具体的な情報を発表しておらず、この画期的なOSの発売時期、価格、配布方法などについてはまだ詳細を明らかにしていません。しかし、現在公開中のMicrosoft Windows Storeの様子や、ARM版Windowsの動作に関するより詳しい情報は得ることができました。
準備が整ったアプリの一部をご紹介しました。その中には、Microsoft Word for Metro、Amazon Kindle、Vimeo などがあります。Microsoft はまた、アプリコンテストの受賞アプリ8作品を発表しました。これらのアプリは Windows 8 の正式版に搭載されます。
以前のバージョンから10万回以上のアップデート
Microsoftによると、2011年9月にリリースされた開発者向けプレビュー版以降、OSには10万件以上の変更が加えられているとのことです。無料のコンシューマー向けプレビュー版は現在、英語、ドイツ語、フランス語、日本語、標準中国語でご利用いただけます。さらに、開発者にとって大きなニュースとして、Visual Studio 11ベータ版も提供開始となりました。
水曜日のステージ上でデモが行われたとおり、マウスとキーボードを使用した場合の Metro スタイルのインターフェースのナビゲーションはより洗練され、デスクトップの統合がより明確になりました (デスクトップ アプリが独自の画面に表示され、現在のデスクトップと同じように動作するので、一度に多数のウィンドウを重ねて表示している場合でも同様に操作できます)。また、タッチによるアプリのナビゲーションもはるかにスムーズになりました。