ネット上のアメリカ人は、ネットワークテレビ、新聞、雑誌といった昔ながらの方法でニュースを読むのを好むが、その半数以上が、古いメディアの時代は限られていると考えている。
24/7 Wall St./Harris Pollの調査によると、ネット利用者の3分の2以上(67%)が、従来の方法でニュースを入手することを好むと回答しました。ただし、半数はほぼすべてのニュースをオンラインで入手していると認めています。さらに、調査対象となった2,095人のネット利用者のうち、半数以上(55%)が、私たちが知っているような従来型メディアは10年後には存在しなくなると予測しています。

紙媒体各社が長年痛感してきたように、アメリカ人が紙媒体に費やす時間は減少し続けています。調査に参加した人の4分の1(25%)は、過去1年間で新聞を読む時間が減少したと回答し、約4分の1(23%)は雑誌を読む時間も減少したと報告しています。一方、回答者の10人中ほぼ3人(28%)は、過去12ヶ月間でオンラインのニュースサイトや情報サイトを閲覧する時間が増加したと述べています。
調査によると、アメリカのオンラインユーザーがニュースを探す際、ほぼ半数(46%)が常に地元のテレビニュースを参照し、3分の1以上(35%)が地元の新聞、31%がネットワークテレビのニュースを参照していることが分かりました。全国紙や雑誌の傾向はそれほど良くなく、アメリカのオンラインユーザーの10人中4人以上(42%)が、ニューヨーク・タイムズのような全国紙や週刊ニュース雑誌をニュースとして全く参照しないと回答しました。
世論調査では、従来型メディアが若年層への訴求力を失いつつあることが改めて確認された。55歳以上のアメリカ人のうち、ニュースをすべてインターネットから入手すると答えたのはわずか3分の1(33%)だったのに対し、18歳から34歳では65%がすべてのニュースをオンラインで入手している。また、55歳以上の81%が従来型メディアでニュースを入手することを好むのに対し、18歳から34歳では57%にとどまった。
「米国人は印刷メディアやネットワークテレビを完全に放棄したわけではないかもしれないが、他のメディアを飛躍的に歓迎し、受け入れている」と世論調査員らは調査結果から推論した。
「そして」と彼らは続けた。「予想通り、若いアメリカ人がニュースを地元新聞ではなくオンラインで入手し、ペースを決めている。」
「ネットワークテレビは紙媒体ほど苦境に立たされていないかもしれないが、ケーブルテレビが明らかに注目を集めているため、ネットワークテレビも警戒する必要がある」と両氏は付け加えた。