もっと高速なグラフィックカードが必要ですか?ゲームが思うようにスムーズに動作しない場合に限ります。Steamには、プレイ中のゲームの現在のフレームレートを画面の隅に表示する機能が搭載されており、簡単にオンにすることができます。
フレームレートカウンターを普段使いすることはお勧めしません。実際のプレイアビリティではなく、生の数値に基づいてアップグレードしたいという、陰湿な欲求に屈してしまう恐れがあるからです。ほとんどのPCゲーマーは60フレーム/秒(fps)をスムーズさの黄金比と見なしていますが、100fps以上を求めるゲーマーもいます。しかし、コンソールゲーマーや、応答速度よりも高画質を重視するゲーマーは、フレームがスムーズに表示されれば30fpsでも満足できるかもしれません。自分に合ったものは非常に主観的です。それでも、現在のハードウェアに問題がないか、またはゲーム内のどのグラフィックオプションを下げればパフォーマンスが向上するかを判断したい場合は、Steamのフレームレートカウンターが非常に役立ちます。
有効化するには、Steam を開き、画面左上のSteamメニューオプションをクリックし、ドロップダウンメニューから「設定」を選択します。新しいウィンドウが開きます。

オプションから「ゲーム内」項目をクリックします。画面のメイン部分に「ゲーム内FPSカウンター」のドロップダウンが表示されます。それをクリックし、カウンターを表示したい画面の角を選択すれば完了です。ゲーム内でデータをより目立たせたい場合は、ドロップダウンメニューの下にある「高コントラストカラー」ボックスにチェックを入れることもできます。Steamのデフォルトでは、目立たない白いテキストが使用されています。

下部の「OK」をクリックして調整を保存すれば完了です。次回ゲームを起動すると、SteamのFPSカウンターが画面の任意の隅に表示されます。この情報を賢く活用しましょう。
Steamのフレームレートカウンターを使用するデメリットは、Steamゲーム、またはSteamランチャー経由で手動で実行するように設定したゲームでしか機能しないことです。Steam以外のゲームでは、NvidiaやAMDのグラフィックカードに付属するソフトウェアでもFPSカウンターが提供されており、設定の奥深くまで設定できますが、各社が提供するゲーム内オーバーレイを使用する必要があり、Steamのシンプルな設定調整よりも目立ちやすく(設定も難しい)、手間がかかります。
ハードウェアのアップグレードをお考えなら、おすすめのグラフィックカードガイドで具体的なおすすめや購入アドバイスをご覧いただけます。Steamの奥深さをもっと深く知りたい方は、PCゲーム体験をパワーアップさせる、Steamの知られざる17のヒントとコツをまとめたガイドもぜひご覧ください。ValveのPCプラットフォームは、単にゲームを販売するだけにとどまりません。