
タブレット、電子書籍リーダー、スマートフォンのおかげで、私たちはまるでスタートレックのテクノロジーを享受しているかのように思えるかもしれませんが、日常生活の他の部分はまだ追いつく必要があります。不思議なことに、自動販売機もそれほど遅れをとっていないかもしれません。あと数年もすれば、ボタンを押す前に、自動販売機があなたの飲みたいものを推測してくれるようになるでしょう。
Technabobは、ソーダマシンの未来を垣間見るべく、サンデン株式会社、インテル、そして岡谷電子による野心的な共同プロジェクトの興味深い映像を配信しています。まだ名前はついていませんが、このコンセプトデザインの自動販売機は、巨大なシースルータッチスクリーンと巧みなカメラワークを駆使し、実際に通行人とインタラクトします。最も印象的なのは、マシン上部に搭載されたカメラが顔認識ソフトウェアを使って年齢と性別を判別し、飲み物をおすすめしてくれる点です。
これらはすべて、Intel Sandy Bridge Coreプロセッサーを基盤とするAudience Impression Metric(AIM)によって実現されています。サンデンによると、もしあなたがリピーターであれば、このソフトウェアが自動販売機にあなたの顔を記憶させ、過去に購入した商品に基づいて商品を提案してくれるそうです。ちょっと怖い話ですよね?
もちろん、自動販売機では飲み物以外にもさまざまな商品が販売されており、タッチスクリーンには iPhone、タブレット、その他さまざまな小型電子機器の広告が表示されていることもあります。
「今回のデモでは、化粧品やワインといった嗜好品を自動販売機で購入できる仕組みを提案しています。また、緊急時には避難経路などの情報を表示するパブリックセーフティモードも搭載しています。」「この自動販売機は、お客様の発想次第で様々な使い方ができると思います。可能性が無限大なので、普通の自動販売機として使うだけでなく、皆さんのアイデアをどんどん取り入れていきたいと思っています。」
基礎技術は長年でどれほど進歩したのでしょう。顔をスキャンするだけで欲しいものを推測してくれる自動販売機?2011年というより、2099年に近いですね。
[DigInfo、Technabob経由]
マッキンリー・ノーブルは、元GamePro編集長で、現在はテクノロジーオタク、そして永遠の総合格闘技愛好家です。日本のスポーツドラマやメロドラマも好きです。Twitterでフォローするか、Googleで検索してみてください。
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