
GoogleのURL短縮サービスGoo.glが金曜日に一般公開されました。長いウェブアドレスを短く覚えやすいリンクに変換できるサービスです。Goog.glの導入により、このインターネットの巨人はBit.ly、TinyURL、Ow.lyといった数多くの類似サービスに加わることになりました。
Goo.gl の新サービスでは、非常に長いウェブアドレスが https://goo.gl/ に短縮され、その後に4文字と数字の組み合わせが続きます。ユーザーが Goo.gl のアドレスを入力すると、リクエストは Google を経由して、ウェブサーファーを目的のサイトに誘導します。
Googleは、Goo.glサービスを、安定性、スパム対策、そしてスピードを重視し、スリムな構成を維持したいと述べている。しかし、それだけではリンク短縮サービスのトップの座を確保するには不十分かもしれない。Goo.glに期待する機能をいくつか挙げてみよう。

最も必要とされる場所でショートカットを短縮
Googleには、検索クエリ、プレイスページ、マップ検索結果など、どうしようもなく長いURLを扱うサービスが数多くあります。URL短縮サービスはTwitterなどのソーシャルネットワークでしか使えないと言う人もいますが、検索関連サービスの長いURLを誰かに送るのは失礼です。もしGoogleがこれらの検索結果を必要に応じて短縮できる小さなボタンを備えていれば、自宅への道順案内のリンクを共有するのはもっと快適になるでしょう。
Chromeでリンクを展開する
短縮URLの不満点の一つは、事前にどこに移動するのか分からないことです。Webブラウザ用のURL展開プラグインは数多く存在し、例えばChrome URL Expanderを使えばすべてのURLを完全な形で表示できます。しかし、この機能がChromeブラウザに直接組み込まれ、リンクにマウスオーバーした際に何の疑問も残らないようにしてほしいものです。
「コピー」ボタンを作成する
些細なことに思えるかもしれませんが、Googleはbit.lyを見習って、短縮URLをワンクリックでクリップボードにコピーする機能を導入すべきです。短縮リンクを選択してブラウザのコンテキストメニューからコピーしなければならないのは、Goo.glの魅力を低下させる余分な手間です。
創造力を働かせよう
Facebookは独自のURL短縮サービスで巧妙な工夫を凝らしています。fb.me/PCWorldのようにURLの直後にユーザー名を入力すると、そのサイトのFacebookページに直接移動します。Goo.glがサービスへのショートカット(Goo.gl/mで地図にアクセスできるようなもの)や検索(URLの直後にクエリを入力すると直接検索結果にアクセスできるようなもの)になれば嬉しいですね。