
ORD BOTをご紹介します。今年のMaker Faire Bay Areaに登場したこの小さな3Dプリンターは、他の3Dプリンターのほとんど(あるいはすべて)よりも安価です。メーカーによると、速度も他社製品よりも速いそうです。
ORD BOTは、CubeやMakerBotと同様に、エクストルーダーを使って3Dオブジェクトを「印刷」するシンプルな3Dプリンタープラットフォームキットです。ただし、MakerBotとは異なり、ORD BOTは一度に1色しか印刷できません(少なくとも現時点では)。しかし、色がない代わりに、印刷速度は優れています。印刷速度は毎秒400mmを超え、最大で毎秒1mに達します。これは、MakerBotの出力速度である毎秒33mmを大幅に上回ります。ORD BOTには2つの異なる印刷領域があり、最大の領域は「Hadron」と呼ばれ、約200平方ミリメートルの広さです。
ORD BOTは誰にでも使えるものではありません。本格的なMakerやDIY愛好家のために作られています。このプラットフォームキットは、まさにプラットフォームです。電子機器は自分で用意し、すべてをゼロから組み立てる必要があります(これにより、高度なカスタマイズ性と柔軟性が得られます)。しかし、ORD BOTブースの広報担当者によると、電子機器を含むキットを約200ドル追加で注文できるとのことです。
使用する電子機器に関する様々な推奨事項や、プラットフォームに関する詳細な仕様とCADファイルが掲載されたWikiもあります。プラットフォームの価格は、最小サイズのQuantumが290ドル、Hadronが400ドルです。プラットフォームと必要な電子機器を含めても、他の市販の3Dプリンターよりも数百ドル安くなっています。
現在、ORD BOTのユーザーは120名を超えており、5月31日までにInventablesで次のバッチの予約数が集まれば、ご自身でもご購入いただけます。InventablesがHadronを販売しており、ステッピングモーターが付属していますので、残りはご自身でご用意ください。
[写真提供: Buildlog]
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