サムスンは、消費者に人気のギャラクシースマートフォンとタブレットを企業向けに展開すべく、開発者を誘致している。
サムスンは、企業がサムスンのスマートフォンやタブレット上でモバイルアプリケーションを開発、展開するのを支援するために水曜日に発表されたプログラム「ソリューションズ・エクスチェンジ」のメンバーに、ギャラクシー・デバイス用のプログラミングツールをリリースした。
リリースされたツールには、Galaxy ソフトウェア開発キットと 1,000 個の API (アプリケーション プログラミング インターフェイス) が含まれており、開発者が Samsung の最新 Galaxy デバイス独自の機能を活用したアプリケーションを作成できるように設計されています。
この動きにより、サムスンは開発者がエンタープライズ向けに最適化されたアプリケーションを開発することを期待しています。例えば、開発者はSペンを活用したアプリケーションを開発できるようになります。Sペンは、Galaxyデバイスでメモを取ることができるスタイラスペンです。

メモはGalaxy端末によって認識・デジタル化され、電話、ウェブ、地図アプリなどで利用できます。サムスンはSペンを重要なビジネスツールと位置付けており、1年以上前から開発者にこの機能に対応したアプリの開発を呼びかけています。
開発者は、手や目の動きを追跡して画面に触れることなくモバイル デバイス上で機能を実行する、Air View や Air Gesture などの新しい Galaxy 機能向けのアプリケーションを作成することもできます。
仕事に持っていく
サムスンは、これらのアプリケーションをSAFE(Samsung for Enterprise)デバイス向けに提供しています。SAFEデバイスには、Samsung Galaxy S4およびS3スマートフォン、Galaxy Note 2および3(ファブレット、電話とタブレットのハイブリッドデバイス)、そしてGalaxy Noteタブレットが含まれます。サムスンは、企業がこれらのデバイスを安全に管理できるよう、Android OSをカスタマイズしています。
サムスンは、特定のアプリケーションの導入を検討している企業とも直接連携します。顧客が必要とする特定のアプリケーションや技術を特定し、その導入を支援します。また、顧客の要件を満たすために、サードパーティのアプリケーション開発者やインテグレーターとも連携していくとしています。