
画像: Corsair
極小サイズのM.2 2230フォームファクターで良質なSSDを見つけるのは至難の業です。超小型ノートパソコンやSteam Deckのようなガジェットに人気のこのドライブは、一般消費者にとってはまだ入手困難です。Corsairは最新SSDファミリー「MP600」でこの問題を解決しようとしています。Core XT用の標準2280サイズと、Mini用の人気の30mm長2230サイズが用意されており、どちらのGen 4ドライブも本日よりCorsairのウェブサイトで販売開始となります。
これらのドライブはPCIe x4 NVMeとしては標準的なもので、最大読み取り/書き込み速度は、大型のMP600 Core XTで5GBps/4.4GBps、小型のMP600 Miniで4.8GBps/4.8GBpsです。3D NANDスタッキングにより、大型ドライブでは1TB/2TB/4TB、Miniでは1TBと標準的な容量を実現しています。他のM.2ドライブと同様に、Steam Deckに搭載されているものなど、第3世代マザーボードとの下位互換性があります。
新しいドライブであるにもかかわらず、これらのSSDは最近、一般市場における底値価格の恩恵を受けています。MP600 Core XTの1TB、2TB、4TBバージョンはそれぞれ60ドル、115ドル、285ドルで購入でき、1TBのMP 600 Miniは110ドルと非常にリーズナブルです。
著者: Michael Crider、PCWorld スタッフライター
マイケルはテクノロジージャーナリズムのベテランとして10年のキャリアを持ち、AppleからZTEまであらゆるテクノロジーをカバーしています。PCWorldではキーボードマニアとして活躍し、常に新しいキーボードをレビューに使用し、仕事以外では新しいメカニカルキーボードを組み立てたり、デスクトップの「バトルステーション」を拡張したりしています。これまでにAndroid Police、Digital Trends、Wired、Lifehacker、How-To Geekなどで記事を執筆し、CESやMobile World Congressなどのイベントをライブで取材してきました。ペンシルベニア州在住のマイケルは、次のカヤック旅行を心待ちにしています。