
iPad 3、4、あるいは5を待つ必要はありません。iPad 2のすばらしい技術デモのおかげで、メガネ不要の3D体験を提供するタブレットが今、登場しました。
これは本物の3Dではありませんが、iPad 2に搭載されたフロントカメラのおかげで実現した、まるでタブレットの2D画面にライブ3D画像が映し出されるような、ちょっとした視覚的トリックです。このちょっとした視覚的マジックは「頭部結合型視点(HCP)」と呼ばれ、フランスを拠点とするエンジニアリング・ヒューマン・コンピュータ・インタラクション研究グループのチームによって開発されました。
彼らの巧妙なトリックは、iPad 2の前面カメラからのライブフィードとカスタムソフトウェアを組み合わせて、ユーザーの頭部をリアルタイムで追跡するというものです。その結果は非常に素晴らしく、画面上の画像がiPadに対するユーザーの頭部の位置に応じて動的に視点を変えるように見えます。ぜひご自身でご確認ください。
もちろん、動きを使ってこのような視覚効果を生み出すことは目新しいことではありません。任天堂はニンテンドーDSiで同様の視覚効果を実現しており、一部のiOSアプリも内蔵の加速度計を使って奥行きをシミュレートすることで同様の効果を実現しています。しかし、このクールな技術デモ(iPhone 4でもデモが行われました)は、優秀な開発者が数人集まれば何が実現できるかを垣間見せてくれます。
[TUAW経由]
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