comScoreの最新データによると、ウェブ閲覧に最も多く利用されているタブレット端末はApple iPadです。Androidタブレットは見当たりません。調査によると、iPadは米国のタブレットトラフィック全体の97%以上を占めており、インターネット利用におけるシェアはiPhoneを上回っています。

過去数ヶ月にわたる安価なAndroidタブレットの発売ラッシュを受け、ABIリサーチは8月にAndroidメディアタブレットがタブレット市場の約20%を占めたと報告しました。しかし、同月のcomScoreのデータは、iPadの台頭を背景にAndroidタブレットが台頭するのは時期尚早であることを示しています。
Androidスマートフォンは市場を席巻しているかもしれませんが、タブレット端末がすぐにその地位を奪う可能性は低いようです。ComScoreの調査によると、タブレット端末の中ではiPadがデジタルトラフィックの牽引役として圧倒的なシェアを占めており、米国におけるタブレット端末トラフィック全体の97.2%を占めています。さらに、iPadのインターネットトラフィックのシェアはiPhoneを上回り、iOSデバイス全体のトラフィックでは46.8%、iPhoneは42.6%となっています。
iOSは米国全体のモバイルインターネットトラフィックの43%を占め、最大のシェアを占めています。Androidはスマートフォン市場で最大のシェア(43%)を誇っていますが、ウェブトラフィックでは34%と後れを取っています。
消費者はiPadで何をするのか
comScoreが「デジタル雑食動物」と呼ぶiPadユーザーは、ショッピング、ニュースの閲覧、ソーシャルメディアの利用を好みます。彼らの3分の1は25歳から34歳で、その半数は年収10万ドル以上の世帯に属しています。彼らのほぼ半数がiPadで購入、あるいは購入手続きを完了しており、残りのユーザーもiPadでショッピングリサーチを行っています。
調査によると、タブレットユーザーもニュース中毒者であることが分かりました。iPad所有者の約5人に3人が世界、国内、または地域のニュースにアクセスしており、そのうち4分の1はほぼ毎日アクセスしています。ソーシャルネットワーキングもタブレットユーザーの間で人気の娯楽で、9月には約5人に3人がステータスを更新したりコメントを残したりしました。
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