画像: ロブ・シュルツ
Windows 10 Mobile 上の Windows Insider アプリの新しいアップデートにより、ユーザーは試用版ビルドを簡単にオプトアウトできるようになりました。これはおそらく、古いデバイスのテスターが Windows 10 Mobile のリリースに備えるためのものと思われます。
Windows Centralの報道によると、以前はWindows 10 Insiderプログラムからオプトアウトするにはリセットが必要でした。現在、Windows Insiderアプリのバージョン1.3.233.2では、それほど高度ではないものの、より安定した製品版ビルドをスマートフォンで実行できるようになりました。選択したビルドがデバイスに既にインストールされているソフトウェアに追いつくと、スマートフォンは再び製品版にリリースされます。
オプトアウトするには、Insider アプリの画面下部にある 3 つのドット (省略記号) メニューをクリックし、[プログラムを退会する]を選択します。
Windows Centralが指摘しているように、InsiderプログラムがLumia 950およびLumia 950XLのファームウェアアップデーターと連携する方法に不具合があり、これらのスマートフォンのInsiderユーザーが最新バージョンのファームウェアを入手できない可能性があります。これにより、バックグラウンドプロセスが最小限に抑えられ、スマートフォンの温度が下がると言われています。Insiderプログラムをオプトアウトすることで、ユーザーはアップデートを入手し、その後プログラムに戻ることができる可能性があります。
裏話:これは、以前の延期を経て2016年初頭に予定されている旧型デバイスへのWindows 10 Mobileのリリースに向けた布石となると思われます。Microsoftは既にLumia 950とLumia 950XL向けに、安定した「製品版」のWindows 10 Mobileをリリースしています。しかし、多くの旧型のWindows 10 Mobile対応デバイスは、Insiderビルドに登録していない限り、依然としてWindows Phone 8.1で動作しています。最新の機能やソフトウェアを利用するためにWindows Phone 8.1で動作しているユーザーもいるかもしれませんが、Windows 10 Mobileの正式版ソフトウェアがスマートフォン向けにリリースされたら、Windows Phone 8.1を使い続けたくないと考えるユーザーもいるかもしれません。