
Windows Vistaで恋しいものの一つ、いや、 Vistaで唯一恋しいのは、サイドバーです。デスクトップガジェットを自由に配置できるようにしたMicrosoftの決断は称賛に値しますが、サイドバー自体を犠牲にする必要があったのでしょうか?
聞いてください。最近のほとんどのユーザーと同じように、私もワイドスクリーンモニター(実のところ2台)を使っていて、その幅の広さの多くが無駄になっています。サイドバーが気に入ったのは、その使われていないスペースを便利なツールや情報で埋めてくれるからです。しかも、開いている他のプログラムと一緒に常に表示されるので、どこにでも表示できます。(Windows 7のデスクトップガジェットは「常に最前面」に設定できますが、それとは同じではありません。)
Windows 7の古いサイドバーを復活させる簡単な方法はありませんが、似たようなものに置き換えることは可能です。Desktop Sidebarは、ご想像のとおり、Windows 7(そして、ちなみにWindows XPも)にVista風のサイドバーを追加するフリーウェアユーティリティです。
このプログラムには12種類以上の「パネル」(ガジェットの用語)がプリロードされていますが、Extrasライブラリではさらに約75種類(スキンも含む)から選択できます。時計/カレンダー、天気予報の表示から、写真のスライドショー、Outlookのショートカット(カレンダー、タスクリストなど)まで、必要なものはすべて揃っています。サイドバーは、ほぼあらゆる方法でカスタマイズできます。
理想的には、デスクトップサイドバーは既存のWindowsガジェットをサポートするはずですが、選択肢は限られています。つまり、サイドバーが恋しいなら、デスクトップサイドバーが次善の策と言えるでしょう。