Windows 10 にアップグレードする際、システム設定を詳しく調べる方法を知らない非技術系ユーザーを混乱させる厄介なトリックが仕掛けられています。非技術系ユーザーが選択するであろう高速インストールオプションでは、Windows 7 や 8 で Chrome、Firefox、Opera などのウェブブラウザをデフォルトに設定していたとしても、自動的に Microsoft の新しい Edge がデフォルトのウェブブラウザに設定されてしまいます。
簡単に言えば、Windows 10 のアップグレードではブラウザ設定が以前の選択を尊重しないため、Firefox と Vivaldi の CEO から不満の声が上がっています。また、Vivaldi の Jon von Tetzchner 氏が指摘するように、Edge は Windows 10 をアップデートしたり、別のブラウザをインストールしようとしたりすると、デフォルトとしてリセットされてしまう厄介な癖があります。
「マイクロソフトがEdgeの利用率が低いことを懸念しているのは理解しているが、より優れたブラウザを開発する代わりに、マイクロソフトは最も謝罪のないやり方で自社製品を人々に押し付けている。
Windows 10 がアップグレードされるたびに、デフォルトのブラウザが Edge に変更されます。新しいブラウザをインストールした場合も同じことが起こる傾向があり、なぜか Edge がデフォルトの選択肢として復元されてしまいます。新しいブラウザはおろか、以前からデフォルトだったブラウザさえも復元されません。
幸いなことに、Windows 10 では以前選択したブラウザーがアンインストールされないので、どこを調べればよいかわかっていれば、オペレーティング システムのデフォルトの Web ブラウザーを再び変更するのは簡単です。
やり方は次のとおりです。
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まず、スタート メニューを開いて[設定]を選択し、次に [システム]オプションをクリックします。

表示されるオプションで、左側のペインで[既定のアプリ]を選択し、下にスクロールして[Web ブラウザー]をクリックします。以前のバージョンの Windows からアップグレードしたばかりの場合は、Edge のアイコンが表示されている可能性があります。

システムにインストールされているブラウザの一覧が表示されます。Windows 10 でデフォルトで使用するブラウザを選択してください。希望のブラウザが表示されない場合は、システムにインストールされていないことを意味します。ダウンロードして、この簡単な手順をもう一度実行してください。

ブーーン!これで完了です。これからは、すべてのウェブリンクがChrome、Firefox、Opera、あるいは選択した他のブラウザで開くようになります。フォン・テッツナー氏の言う通り、パワーユーザーはVivaldiを試してみてもいいかもしれません。