ネットブックブームの渦中で競合他社に負けまいと、ゲートウェイはコンパクトノートPCのラインアップに新製品「LT2000シリーズ」を発表しました。10.1インチ画面、1GBのメモリ、160GBのハードディスク、3つのUSB 2.0ポート、内蔵Webカメラ、そしてインターネット接続機能を備えたLT2000は、他のネットブックと何ら変わりません。
正直なところ、今こそこれらの小型ノートパソコンの差別化をもっと明確にすべき時です。安売り品の混乱ではなく。とはいえ、スペックと数枚の写真しか頼りにならないので、さっそく見ていきましょう。

写真から判断すると、LT2000は他の低価格ネットブックと似ていると言えるでしょう。派手なデザインに欠け、ピンク色でもなく、すごいロボットに変形できるような見た目でもありません。レビュー用のモデルをまだ手にしたことはありませんが、この製品はネットブック版のオプティマスプライム(あるいはゴーボット)ではありません。とはいえ、1.6GHz N270 Atom CPU、1GB RAM、160GBハードドライブなど、ほとんどの主要スペックは他の低価格ネットブックと遜色ありません。LT2000の3セルバッテリーはそれほど魅力的ではありませんが、Gatewayの担当者によると(運が良ければ)3時間もつそうです。ここでは300ドルのマシンについて話していますが、それほど高くない競合ネットブック(東芝NB205-310など)は、3倍以上も持ちます。
ソフトウェア面では、LT2000 ネットブックには Windows XP とプリインストールされたソフトウェアが搭載されています。一部のソフトウェアは無料 (Adobe Reader など)、一部の試用版ブロートウェア (Microsoft Works with Office Home and Student 2007 など) です。

LT2000 の少々変わった要素の 1 つは、マルチジェスチャー タッチパッドです。これにより、ユーザーは Web ページ、音楽、メディアをくるくると回したりフリックしたりして操作できます。ただし、この機能は Acer Aspire AS5536 などの他のモデルにも搭載されています。
LT2000シリーズ ネットブックは現在発売中です。カラーはCherry RedまたはNightSky Blackからお選びいただけます。PC Worldテストセンターにテスト機が到着次第、詳細なレビューを公開いたしますので、どうぞお楽しみに。