
人気の生産性アプリ Evernote は、Evernote Business のリリースにより中小企業をターゲットにし、紙とデジタルのノートブック間の溝を埋めています。Evernote Business は Evernote のコラボレーション機能を強化するとともに、企業がユーザーを管理するのに役立つ管理機能を追加します。「共有とコラボレーションは、仕事でやりたいことの基本です」と CEO の Phil Libin 氏はサンフランシスコの Evernote Trunk カンファレンスで述べました。「Evernote が個人の頭脳であるだけでなく、会社の頭脳にもなることを望んでいます」。さらに Libin 氏は、10 月に出荷予定の 24.95 ドルと 29.95 ドルのスマート モレスキン ノートブックをリリースし、Evernote の紙との戦いに「停戦」を宣言しました。本日リリースされた iPhone および iPad アプリのアップデートでは、ページが Evernote 用にフォーマットされたノートブックのコンテンツをデジタル化するページ カメラ機能が追加されています。12 月までのベータテストで、このサービスは月額 10 ドルで提供されます。
Evernote Business ユーザーは、個人用ノートブックとビジネス用ノートブックを分けて管理できるようになり、企業はプライベートスペースを設定できます。Evernote の共有タブはなくなり、すべてのノートブックが 1 か所に表示されるようになります。これらの変更は、ブラウザ、デスクトップ、主要なモバイル OS など、Evernote のすべてのインターフェースに適用されます。
Evernoteは、ユーザーデータのマイニングを行わず、企業と個人に完全なデータ所有権を与えることを約束しています。「私たちは一種の遊び場のようなソリューションを考案しました。つまり、私のものは私のもの、あなたのものはあなたのもの、というものです」とリビン氏は述べ、Evernoteの3,800万人のユーザーの大部分はプロフェッショナルであると付け加えました。Evernoteは電話サポートも導入する予定です。