Officeを使いたいけれど、現行製品(Office 2019単体ソフトウェアやMicrosoft 365のサブスクリプション型Officeアプリなど)にお金を払いたくないというユーザーもいます。旧バージョンでも構わないのであれば、Microsoft Officeを安く手に入れることは可能ですが、慎重に選ぶ必要があります。購入前に考慮すべき点をご紹介します。
有効期限を確認してください
まず、投資する前に、製品のライフサイクルと互換性のあるWindowsのバージョンを確認してください。Office 2000から2007はWindows 10では動作しません。Office 2010は2020年10月13日にサポートが終了します。Office 2013は2023年4月11日に終了予定です。しかし、当初はもっと早く終了する予定だったOffice 2016は、2025年10月14日まで延長されました。これはOffice 2019の最終日でもあります。
Microsoftによると、これらの製品はサポート終了後も正常に動作しますが、アップデートは提供されなくなります。少なくとも、攻撃を防ぐために強力なウイルス対策プログラムが必要になります。
慎重に買い物をする
長年オンラインショッピングをしてきた私たちは、中古品や古い製品を購入する際には細心の注意が必要だと知っています。Amazonは購入者保護を提供しているので、まずはAmazonで購入を検討してみるのも良いでしょう。この記事の執筆時点では、AmazonでOffice 2016 Home & Studentが79ドル、 Office 2013が200ドルから240ドルで販売されています。
eBayでOfficeを9ドル程度で購入することもできます。ただし、これほど安い場合は慎重に検討する必要があります。

Office 2016と2019についてはAmazonまたはeBayでご確認ください
ソフトウェア詐欺や信頼できないベンダーに注意してください
インターネットでさらに詳しく調べてみると、信じられないほどお得な商品も見つかるかもしれません。例えば、SoftwareKeep.comではOffice 2010が88ドル、Office 2013が58ドルです。Prime SoftwareではOffice 2019が99ドルです。どちらの会社も「Microsoftパートナー&ソリューション」企業を謳っていますが、苦情やレビューは芳しくありません。SoftwareMaxはOffice 2016を58ドルで販売していますが、オンラインで簡単に検索すると、この会社は既に閉鎖されており、Better Business Bureau(BBB)の評価では「F」となっています。RipOff Report.comをはじめとする様々なレビューにも苦情が溢れています。
学校割引
もう一つの選択肢は、大学の書店です。もちろん学生や教職員には割引がありますが、卒業生にも割引が適用される場合もありますので、問い合わせてみるのも良いでしょう。
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