
GoogleのChromebookは、今週開催された同社の開発者向けカンファレンス「Google I/O」で大きな話題を呼びました。AcerとSamsungは、Google独自のChrome OSを搭載したノートパソコンを販売する初のノートパソコンメーカーとなります。Chromebookノートパソコンは従来のノートパソコンとは根本的に異なり、ローカルストレージに頼るのではなく、ドキュメントやメディアの保存、セキュリティ、ソフトウェアアップデートをクラウドサービスに大きく依存します。では、AcerのChromebookとSamsungのChromebookの違いは何でしょうか?
Acer Chromebookは、水曜日のGoogle I/Oで発表された2つのGoogle Chrome OS搭載ノートパソコンのうち小型で、Samsung Series 5 Chromebookよりも安価です。2つのChromebookには他にもいくつか違いがあるので、どちらを選ぶべきか迷っている方は、ぜひ参考にしてください。2つのノートパソコンのスペック比較はこちらをクリックしてください。

まず、両者の共通点を挙げてみましょう。どちらも2GBのRAM、16GBのSDカード、Intel Atom N520デュアルコアプロセッサ(1.66GHz)を搭載しています。ポートやその他のハードウェア機能もかなり似ており、USB 2.0ポートが2つ、1MPウェブカメラ、4-in-1カードリーダー、フルサイズのChromeキーボードとクリック可能なトラックパッドが搭載されています。
Samsung Series 5 Wi-Fiモデルは430ドルで、Acer Chromebookより80ドル高い。その価格差で、Chromebookの11.6インチワイドスクリーンディスプレイ(解像度1366 x 768ピクセル)よりもわずかに大きい12.1インチディスプレイ(1280 x 800ピクセル)、ミニVGAポート、そしてわずかに長いバッテリー駆動時間(Acer Chromebookの8時間に対して8.5時間)が手に入る。Samsungによると、このディスプレイは一般的なノートパソコンよりも40%明るいという。
一方、Acer Chromebookは約0.3ポンド軽く(2.95ポンド、Series 5の3.26ポンドより)、HDオーディオ対応とHDMIポートも備えています。価格と、HDMI接続とVGA接続のどちらが必要かによって、選ぶ基準が変わるかもしれません。
どちらのノートパソコンも、10秒の高速起動、自動アップデート、クラウド接続を特長としています。ご興味をお持ちいただけましたら、6月15日よりご注文いただけます。
さらに決定を下す際に役立つように、Samsung Series 5 と Acer Chromebook のビジュアル ツアーと、Chromebook 購入予定者向けガイドを用意しました。
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