Microsoft は、Windows 8 Pro 搭載の Surface の価格を、64 GB のストレージで 899 ドルからと発表しました。
128GBモデルも999ドルで発売されます。両モデルとも「Palm Block」テクノロジーを搭載したSurface Activeデジタイザーペンが付属しますが、MicrosoftのTouch CoverとType Coverは別売りとなります。Microsoftが既に発表している通り、Windows 8 Pro搭載のSurfaceは1月に発売予定です。

サイズと技術仕様の両面で、Windows 8 Pro搭載SurfaceはWindows RT搭載Surfaceよりも頑丈です。重量は約2ポンド(約900g)、厚さは0.53インチ(約13.7cm)で、Windows RT搭載Surfaceは1.5ポンド(約6.3kg)、厚さは0.37インチ(約9.7cm)です。
しかし、Pro版はTegra 3 ARMベースプロセッサではなく、Intel Core i5チップを搭載し、10.6インチディスプレイの解像度は1366 x 768ではなく1920 x 1080です。Mini DisplayPort経由で外部モニターに接続すると、Windows 8 Pro搭載Surfaceは最大2560 x 1440の解像度をサポートします。ストレージ構成もRT版の2倍ですが、Windows 8自体がWindows RTよりも多くのストレージ容量を消費する可能性があります。
しかし、最大の違いは、IntelベースのSurfaceがWindows 8 Proのフルバージョンを搭載していることです。つまり、Windowsストアのモダンスタイルのアプリに加えて、あらゆるデスクトップアプリをインストールできます。価格は500ドルから始まるWindows RT Surfaceよりもはるかに高いですが、機能面ではUltrabookに近いと言えるでしょう。
マイクロソフトはWindows 8 Pro搭載Surfaceの予約注文をまだ受け付けておらず、発売日も発表していません。価格発表は、Windows 8の売れ行きに関する相反する報道を覆すためのものなのか、それとも単にWindows RT搭載Surfaceの購入を控えるべきかを判断する材料にするためなのか、という憶測も飛び交っています。