Googleの軽量ワードプロセッサには魅力が満載ですが、なぜこんな当たり前の機能が省かれていたのかと首をかしげてしまうことも時々あります。幸いなことに、アドオンを使えば、お気に入りの機能の多くを再び使えるようになります。今日インストールすべき4つのアドオンをご紹介します。
大文字と小文字の変更
特定の出版物のスタイルに合わせて、見出しや小見出し、その他のテキストの書式設定に多くの時間を費やしています。つまり、テキストの大文字と小文字を何度も変更する必要があり、一文字ずつ変更しなければならないのは本当に気が遠くなるような作業です。そのため、Wordの大文字と小文字の変更機能は欠かせないものになっていますが、驚くべきことに、この一見基本的な機能はDocsにはどこにも見当たりません。
幸いなことに、「大文字と小文字の変更」を使えば、この問題を解決できます。ドキュメントアプリにこの機能を追加すれば、テキストブロックをハイライト表示し、タイトル大文字、文中大文字、そしてみんなのお気に入り「大文字と小文字を反転」など、7つの新しいオプションから1つを選択するだけです。
封筒
ほぼすべてのワードプロセッサに標準装備されている、フォーマット済みの封筒を印刷する機能は、Googleドキュメントには見当たらないのが残念です。このアドオンはそれを補います。

封筒を使用すると、文書を一般的な封筒サイズにフォーマットできます。
アドオンの下にある「封筒」メニューをクリックし、一般的なサイズから選択します。封筒は文書を適切なサイズに調整し、タブの書式を設定するので、あとは宛名を入力して印刷するだけです。
Averyラベルマージ
ドキュメントに欠けているもう一つの一般的な機能は、ラベルシートの印刷機能です。Averyのこのアドオンを使えば、Googleスプレッドシートからデータを取得し、同社の人気製品の多くに合わせてフォーマットすることができます。

Avery Label Merger は、Google Sheets のデータを結合し、Avery 住所ラベルのシート用にフォーマットします。
アドオンメニューから「Avery Label Merge」を選択し、 「New Merge」を選択します。Avery製品ウィンドウから「Address Labels」をクリックすると、製品番号別にAveryラベルのリストが表示されます。必要なラベルを選択すると、「スプレッドシートを選択」ダイアログが開きます。結合するデータが含まれているラベルを選択します。右側に、利用可能なデータ列を示すサイドバーが表示されます。「ラベル」または「名前タグ」ボックス内にカーソルを置き、ラベルの最初に表示したいデータの列ヘッダーをクリックします。ラベルに含める残りのデータすべてについて、この操作を繰り返します。
ラベル情報の配置が完了したら、「結合」をクリックすると、ラベルに合わせてフォーマットされたドキュメントが開きます。
目次
目次のない膨大な文書を苦労して読むように頼むのは、コンパスも持たずに荒野に放り出すようなものです。このアドオンを使うのは、地図を与えるようなものです。

目次では、すべてのドキュメント ヘッダーに自動的にインデックスが付けられ、簡単にナビゲートできます。
目次機能は、ドキュメントの見出しタグ(「ヘッダー1」「ヘッダー2」など)を読み取り、タイトル付きの各セクションへのリンクを作成します。Googleドキュメントにはこの機能を備えた独自の目次機能が搭載されていることは周知の事実ですが、このアドオンにはさらにいくつかの利点があります。
まず、ドキュメントを開いたり作成したりすると、ユーザーが何もしなくても自動的に目次が作成されます。次に、この索引は右側のサイドバーに表示されるので、ドキュメントの先頭や目次が配置されている場所まで何度も移動する必要はありません。これまでどうやってドキュメントを読んでいたのか不思議に思うでしょう。