ラスベガス—AMD の FreeSync テクノロジーは発射台からさらに飛躍を続け、現在では 8 台程度のモニターがこのテクノロジーをサポートする予定です。
AMDはCESショーで発表したモニターのリストをこちらで公開しました。AMDのFreeSyncテクノロジーは、グラフィックカードとモニターを同じリフレッシュレートで動作させることで、ゲームのグラフィック品質に影響を与える「ティアリング」の問題を回避します。NVIDIAはG-Syncという競合技術を採用しています。
LGは数日前、初の超ワイドFreeSyncモニター、UltraWide Gaming Monitor(34UM67)を発表しました。しかし、それ以上の情報は発表されていません。存在すること、超ワイドであること、そしてAMDのFreeSyncに対応していることは分かっています。プレスリリースでは、「ブラックスタビライザー」や入力遅延を軽減する「ダイナミックアクションシンク」といった機能について触れられましたが、画面解像度、リフレッシュレート、パネルタイプ、入力方式、価格といった重要な情報については言及されていません。
月曜日にAMDは、FreeSyncゲーミングモニター市場におけるLGの競合状況など、いくつかの詳細情報を発表しました。BenQからViewsonicに至るまで、各メーカーが様々な解像度でこの新技術をサポートする予定です。

2015 年 1 月現在、AMD の FreeSync テクノロジーをサポートする PC ディスプレイ モニターの完全なリスト。
AMDのISV/IHVパートナーグループ担当コーポレートバイスプレジデント、ロイ・テイラー氏は声明の中で、「AMDのパートナー各社によるFreeSyncテクノロジーの幅広い採用は、AMDが目指すオープンエコシステムと品質を業界がいかに高く評価しているかを示しています。AMD Radeon RシリーズグラフィックスおよびAMD最新世代APUでFreeSyncテクノロジーを使用するゲーマーは、最高のゲーム体験を安心してお楽しみいただけます。」と述べています。
これがなぜ重要なのか: AMDにとって、FreeSync技術を軌道に乗せることは、たとえNVIDIAの技術と価格面で競合することができたとしても重要です。NVIDIAのG-Syncパネルは独自のハードウェアを必要とし、モニターのコストを増加させます。一方、AMDのFreeSyncはDisplayPort 1.2a規格に組み込まれているため、理論上はFreeSyncモニターの方が安価になるはずです。しかし、これらの価格が正確にわかるまでは 、この技術の重要性を抽象的な観点からしか評価できません。
ブラッド・チャコスによる追加レポート