画像: マイケル・クライダー/IDG
一般的に、オペレーティングシステムの新バージョンは旧バージョンよりも多くの機能を備えているべきであり、少なくなるはずはありません。そのため、Windows 11が登場した際に、タスクバーを画面下部ではなく上部に配置するなど、長年利用されてきたインターフェースオプションがいくつか利用できなくなったとき、パワーユーザーは当然ながら不満を抱きました。しかし、新しいプレビュービルドを見る限り、この機能は1年以上も宙に浮いていた後、待望の復活を遂げるかもしれません。
Windowsプレビュービルドの奥深く暗い秘密を探ることで知られるTwitterユーザーAlbacore氏が、Windows 11 25309で驚くべき発見をしました。ちょっとした調整で、一部のユーザーが見落としていた画面上部のタスクバーを表示できるようになるというのです。しかし、あまり期待しすぎないでください。TechRadarの報道によると、この機能は現時点では壊れているとのこと。タスクバー内のショートカットやインタラクティブ要素をクリックしても、結局は画面下部で操作が行われてしまうのです。
https://twitter.com/thebookisclosed/status/1632890950845431811
これは、Windows開発チームの誰かが上部固定タスクバーの復活を望んでおり、実現に向けて取り組んでいることを示唆する、ささやかな兆候です。いつ実現するか、あるいはそもそも実現するかどうかさえも、まだ誰にも分かりません。Albacoreの動画を見ると、開発はまだごく初期段階にあるようです。それまでの間、Windows 11でも以前のWindowsタスクバーの柔軟性を少しでも活用したい場合は、アドオンプログラム「StartAllBack」をお勧めします。
著者: Michael Crider、PCWorld スタッフライター
マイケルはテクノロジージャーナリズムのベテランとして10年のキャリアを持ち、AppleからZTEまであらゆるテクノロジーをカバーしています。PCWorldではキーボードマニアとして活躍し、常に新しいキーボードをレビューに使用し、仕事以外では新しいメカニカルキーボードを組み立てたり、デスクトップの「バトルステーション」を拡張したりしています。これまでにAndroid Police、Digital Trends、Wired、Lifehacker、How-To Geekなどで記事を執筆し、CESやMobile World Congressなどのイベントをライブで取材してきました。ペンシルベニア州在住のマイケルは、次のカヤック旅行を心待ちにしています。