
ゲーム開発者やパブリッシャーは長年「拡張現実(AR)」という言葉を口にしてきましたが、その成果は期待外れに終わることが多かったです。しかし、ソニーは、この期待に応えることができるかもしれないと考えています。というのも、日本で発売されたばかりのPlayStation Vitaは、ゲームと現実の融合をモバイル端末上で実現するからです。
Vitaの背面カメラと加速度センサーを使って、プレイヤーのいる場所から視覚情報を収集し、周囲の状況を把握します。その情報を基に、ストリートファイター、宇宙船、レーシングカーなど、仮想の要素をインテリジェントに挿入し、統合されたアクションを画面に表示します。さらに、それらが現実世界の環境とどのように相互作用するかをインテリジェントに判断します。
最終的な成果は、魅力的な拡張現実体験(もっとも、「仮想現実」という言葉の方が適切かもしれないが)を生み出す。例えば、2両の戦車が戦闘中に、現実世界の本を山ほど積んで隠れ場所として利用したり、巨大な花が地面から飛び出したりといった具合だ。そして、Vita(Vitaが買えば)でプレイできる拡張現実タイトルが既に存在する。『Reality Fighter』は、屈強な2人の戦士が朝食のテーブル、オフィスのデスク、あるいは車のダッシュボードの上で殴り合いを繰り広げる。
Playstation Vita は日本ではすでに発売されていますが、ヨーロッパや北米では 2012 年 2 月まで利用できません。ただし、Gametrailers.com で、Vita の動作を示す素晴らしいビデオ (拡張現実機能を含む) を見ることができます。
[ゲームトレーラー]
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