画像: Michael Crider/Foundry
以前聴いたハリー・ジェームスの古い曲があります。「I've Heard That Song Before(あの歌を聴いたことがある)」という曲です。最近、Chromeブラウザをすぐにアップデートしないといけないという話を聞くたびに、この曲を思い出します。Googleがまたゼロデイ脆弱性を発見して、すぐにパッチを当てなければいけない時とか。例えば今日のように。
本当に、今すぐ Chrome を更新してください。
BleepingComputerが指摘しているように、GoogleがChromeブラウザのセキュリティ脆弱性を発見し、修正パッチをリリースしたのは今年で9回目です。もう聞き飽きたという方もいるかもしれませんが、この脆弱性は「実際に」悪用されているため、修正パッチは必要かつ緊急です。
本日の大型アップデートは、GoogleのカスタムJavaScriptエンジンのエラーを悪用する「型混乱」の脆弱性であるCVE-2024-7971に対処しています。この問題は、Microsoftの脅威インテリジェンスセンターとセキュリティレスポンスセンターによって先月発見されましたが、両社ともこの脆弱性の具体的な実装方法については明らかにしていません。
もちろん、Microsoftは名目上はGoogleの競合相手ですが、Chromeには強い関心を持っています。Googleのブラウザは、地球上で圧倒的に支配的なウェブブラウザであるだけでなく、MicrosoftのEdgeブラウザとも親しい関係にあります(どちらもGoogleのオープンソースプロジェクトChromiumをベースにしているため)。
本日のChromeアップデートには、高優先度とされている7つのパッチと、中優先度または低優先度とされている13のパッチが含まれています。WindowsとLinuxではバージョン128.0.6613.84、Macではバージョン128.0.6613.85を推奨します。
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著者: Michael Crider、PCWorld スタッフライター
マイケルはテクノロジージャーナリズムのベテランとして10年のキャリアを持ち、AppleからZTEまであらゆるテクノロジーをカバーしています。PCWorldではキーボードマニアとして活躍し、常に新しいキーボードをレビューに使用し、仕事以外では新しいメカニカルキーボードを組み立てたり、デスクトップの「バトルステーション」を拡張したりしています。これまでにAndroid Police、Digital Trends、Wired、Lifehacker、How-To Geekなどで記事を執筆し、CESやMobile World Congressなどのイベントをライブで取材してきました。ペンシルベニア州在住のマイケルは、次のカヤック旅行を心待ちにしています。