
Googleは本日、GmailチャットにSMS送信機能を追加すると報じられています。これにより、デスクトップ版GmailユーザーはSMSプロトコルを介して携帯電話ユーザーとインスタントメッセージを交換できるようになります。これまでGmailユーザーは携帯電話ユーザーとやり取りできましたが、送信はメールに限られていました。公式Gmailブログではこの新しいSMSチャット機能についてはまだ発表されていませんが、報道によると、GmailチャットのSMSサポートは本日中に米国の全ユーザーに提供される予定です。
サービスが利用可能になると、Google Labs 経由で登録が必要になります。登録するには、Gmail にアクセスし、「設定」(ウェブページの右上)をクリックして「Labs」を選択します。下にスクロールして、SMS チャットを「有効」にするだけです。

この新機能は、Google Labsが今月リリースした多数の新しい実験的機能に加わるものです。報道によると、チャットでのSMSは米国でのみ利用可能です。
チャットでのSMSの仕組み
サービスを使い始めるには、チャット検索ボックスに電話番号を入力するか、名前で連絡先を検索し(電話番号が保存されている場合)、[SMS の送信]オプションをクリックします。

GmailのチャットからSMSを受信した相手は、そのSMSが406番の市外局番から送信されたものとして認識します。この機能を初めて使用すると、この疑似電話番号がアカウントに関連付けられます。その後、この406番を使って他のユーザーがあなたにテキストメッセージを送信できるようになります。テキストメッセージはGmailのチャットウィンドウにポップアップ表示されます。
あなたの財布に潜在的に有害

この機能は無料ではありません。Gmailチャット経由でSMSメッセージを受信した相手は、チャットウィンドウでEnterキーを押すたびに、携帯電話会社から料金を請求されます。相手がそのメッセージに返信した場合も同様です。Gmailからのメッセージの送信は無料ですが、受信側では携帯電話会社に標準のテキストメッセージ料金を支払うことになります。
チャットでのSMS送信は、Windows Live メールやYahoo! メールといった他の大手ウェブメールプロバイダーとGmailを差別化する機能です。これらのプロバイダーには、チャットでのSMS送信機能はありません。AOLのインスタントメッセージングプラットフォームAIMは、チャットでのSMS送信をサポートしています。