画像: Valve
Steamの定期セールは、ゲーム関連の割引が目白押しで、PCゲーマーは新作から旧作まで、お得なセールを求めてセールリストを隅々まで探し回っています。しかし、どんなに複雑なシステムでも、一部の開発者はそれを巧妙に操作する方法を見つけてしまいます(言葉遊びはご容赦ください)。3月から、Steamはゲームセールの取り扱いに関して驚くほど厳格な新ルールを導入し、より明白な不正操作の手段を抑制することを目指します。
最大の変更点は、割引上限が定価の90%と10%に制限されることです。HotHaradwareが指摘しているように、この変更は、開発者がゲームを一時的に売上ランキングのトップに押し上げるためにわずか1%の値引きを行うのを防ぐためかもしれません。確かに大幅な値引きは制限されますが、率直に言って、セールで95%も値下げされるようなタイトルが、そもそも発売当初の価格で販売されることはほとんどありません。
その他の変更はそれほど劇的ではありません。セールとプロモーションの間隔が6週間から28日に短縮されますが、これは数ヶ月ごとに開催されるSteamストア全体の大規模なセールには適用されません。また、開発者はどの通貨でも価格上昇から28日間はゲームを割引することができないため、国際的な商品リストを操作することはできません。セール期間中はゲームの小売価格を変更できないため、ブラックフライデーの時期によく見られるような、より一般的な商品で見られるような、欺瞞的な「割引」は当然ながら阻止されます。
新しいルールは3月28日まで有効になりません。それまでの間、Steamで1週間開催されるNext Festでは、今後リリース予定のインディーゲームのデモやライブストリームが多数公開されますので、ぜひチェックしてみてください。
著者: Michael Crider、PCWorld スタッフライター
マイケルはテクノロジージャーナリズムのベテランとして10年のキャリアを持ち、AppleからZTEまであらゆるテクノロジーをカバーしています。PCWorldではキーボードマニアとして活躍し、常に新しいキーボードをレビューに使用し、仕事以外では新しいメカニカルキーボードを組み立てたり、デスクトップの「バトルステーション」を拡張したりしています。これまでにAndroid Police、Digital Trends、Wired、Lifehacker、How-To Geekなどで記事を執筆し、CESやMobile World Congressなどのイベントをライブで取材してきました。ペンシルベニア州在住のマイケルは、次のカヤック旅行を心待ちにしています。