昨日は、フォルダを「お気に入り」にして、素早く簡単にアクセスできるようにする方法を学びました。では、フォルダ自体はそのままにして、フォルダ内のデータを素早く簡単に削除したい場合はどうすればいいでしょうか?

もちろん、フォルダを開いてCtrl+Aで「すべてのファイルを選択」し、Deleteキーを押すこともできます。しかし、右クリックのコンテキストメニューが好きな方(ご存知ですよね?)には、別の方法があります。Windowsレジストリに簡単な変更を加えるだけで、「フォルダの内容を削除」という機能を追加できます。これは、フォルダ自体をゴミ箱に入れずに、しかもフォルダを開くことなく、フォルダを空にしたい場合に便利です。
一つ注意点があります。レジストリをいじると、Windowsがおかしくなるリスクがあります。リスクはごくわずかで、私自身もこのハックを試しましたが、特に問題は発生しませんでした。ただ、念のためご承知おきいただければ幸いです。
プロセスは次のとおりです。
1. [スタート]をクリックし、検索ボックスに「regedit」と入力して、 Enter キーを押します。
2. RegeditでHKEY_CLASSES_ROOTDirectoryshellに移動します
3. shellを右クリックし、「新規」、「キー」の順に選択し、「Delete Folder Contents」という名前を付けます。
4. 新しい「Delete Folder Contents」キーを右クリックし、「新規」、「キー」の順に選択して、「command」という名前を付けます。
5. 右側のペインで、デフォルトの文字列値をダブルクリックし、次のテキストをコピー/貼り付けます: cmd /c “cd /d %1 && del /s /q *.*
6. 「OK」をクリックしてレジストリを終了すれば、準備完了です。
これで、任意のフォルダーを右クリック (実際に開かなくても) すると、新しい [フォルダーの内容を削除] オプションが表示されます。