
自然がもたらすどんな天候にも備えておきたいなら、この気の利いた小さな装置が本当に役立つでしょう。
ロブ・ゴッドショー氏が開発したクライオスコープを使えば、明日の気温が正確に分かります。華氏3度がどれくらい寒いのかをいちいち計算して、何枚重ね着すればいいのか決める必要はもうありません。クライオスコープに触れるだけで、すぐに分かります。
一見すると、クライオスコープはシンプルなアルミ製の立方体で、芸術的な装飾品と見間違えるかもしれません。しかし、このシンプルな立方体の中には、ペルチェ素子、ヒートシンク、冷却ファンが内蔵されており、これらが連携して立方体の表面温度を制御します。翌日の気温は、インターネットに接続されたArduinoマイクロコントローラーを介して立方体に送信されます。
しかし、このキューブは明日の気温を単に教えてくれるだけではありません。湿度やアルミニウムケースの熱伝導率といった要素も考慮し、明日の気温が肌でどのように感じられるかを予測します。例えば、室温は約73°F(華氏約22℃)です。この体感温度をキューブで示すには、キューブの表面温度は実際には85°F(華氏約28℃)にする必要があります。
このキューブは華氏0度から100度までの温度を表示できます。さらに、初心者にも嬉しい天気予報機能も搭載。寒い時は青く、暑い時は赤く光るLEDライトです。
現時点ではまだコンセプト段階ですが、将来的には商品化される可能性がありますので、このすばらしい小型デバイスに注目してください。
[ロブ・ゴッドショー、Gizmag経由]
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