Chromebook と Chromebox には、Google Now が組み込まれた新しいアプリ ランチャーなど、いくつかの大きな変更が加えられます。
新しいランチャーは現在Chrome OSベータチャンネルで利用可能で、既存のバージョンから大きく進化しています。すべてのアプリを表示する小さなポップアップではなく、新しいランチャーでは画面中央に大きなウィンドウが表示されます。Chromeの「新しいタブ」メニューに似ています。
ここでは、上部にGoogleロゴがあり、その下に検索ボックスがあります。検索ボックスの下には、最近使用したアプリ4件と「すべてのアプリ」を表示するボタンが表示されます。これらのアプリの下には、スマートフォンやタブレットと同じように、Google Nowの情報カードが表示されます。

最新ベータ版には、他にもいくつかの新機能が含まれています。パスワード保護されたZIPファイルを開くことができるほか、設定オプションから位置情報に基づいてタイムゾーンを自動設定することもできます。GoogleはChromeアプリにもマテリアルデザインを導入しており、ファイルアプリも最新のデザインを採用しています。

ベータチャンネルを試すには、「設定」に移動し、ウィンドウ上部の「Chrome OSについて」をクリックします。「詳細情報」をクリックし、「チャンネルを変更」ボタンをクリックします。再起動し、同じメニュー内の「アップデートを確認して適用」ボタンをクリックします。安定版チャンネルを使い続ける場合は、ベータ機能のリリースには通常約1か月かかります。
これが重要な理由: Chromeアプリを開く手順が1つ増えるため、新しいランチャーに不満を抱くユーザーもいるでしょう。しかし、お気に入りのアプリをChrome OSのタスクバーにピン留めしている場合、以前のランチャーはあまり便利ではなかったでしょう。今回の刷新では、検索機能とコンテキスト情報に重点が置かれているため、見落とされがちなスペースをより有効に活用できているように思います。