マイクロソフトは約束どおり、同社の Pro 以外の Surface タブレットの最初の 2 世代、および他の初期の Windows タブレットのいくつかで使用されているオペレーティング システムである Windows RT 8.1 にスタート メニューを追加するアップデートを展開しています。
少なくともスタートメニューは欲しいところです。Windows 10のスタートメニューとは全く同じではありませんが、何もないよりはましです。この新機能は、MicrosoftのWindows 8.1 RT Update 3(スタートメニューのアップデートはKB3033055)の一部として提供されます。このアップデートはすでに配信が開始されており、フィンランド在住のTero Alhonen氏がTwitterで最初にこのことを指摘しました。Alhonen氏は上記のスクリーンショットを撮影しました。
Windows RT の新しいスタート メニューは、Windows 10 の初期のテクニカル プレビュー ビルドのバージョンに基づいています。これは、Windows 7 のスタート メニューと Windows 10 のスタート メニューをほぼ組み合わせたものです。

Microsoft の Surface 2 タブレット (写真) は Windows RT を搭載していますが、新しい Surface 3 は搭載されていません。
左側には、ドキュメント、ピクチャ、コントロールパネル、そして「PC」といったWindows 7風のアイコンがあります。その下にはデスクトッププログラムとWindowsアプリのリストがあり、「すべてのアプリ」ボタンと検索バーが最下部にあります。
右側には、Windows ストア アプリへのクイック リンクを提供するライブ タイルのセットが表示されます。
Windows RTで新しいスタートメニューを使用したくない場合は、タスクバーを右クリック(長押し)して無効にすることができます。その後、「プロパティ」>「スタートメニュー」に移動し、「スタート画面の代わりにスタートメニューを使用する」のチェックを外し、「OK」をタップします。スタートメニューが消えて全画面のスタート画面に戻るには、サインアウトする必要があります。
裏話: Windows RTは決して良いアイデアではなく、Microsoftは2015年初頭にその終焉を告げました。第3世代Surfaceタブレットでさえ、RTをスキップし、IntelプロセッサとWindows 8を搭載しました。ARM版WindowsがWindows 10に対応することは決してありませんが、少なくとも、終焉を迎えるエコシステムを受け入れたユーザーは、わずかな改善を享受しています。しかし、Windows RTユーザーが利用できないのはWindows 10ユニバーサルアプリです。つまり、RTユーザーのアプリカタログも改善されないということです。
[WinBeta経由]