Googleは来週、Googleマップの「次の次元」について語るイベントを開催する予定だ。これは、AppleがWWDCで同サービスを廃止し、iOS向けの独自のマッピング製品を導入すると予想される5日前のことだ。
「この招待者限定の記者会見では、Google マップと Google Earth 担当副社長のブライアン・マクレンドンが Google マップの舞台裏をご案内し、私たちのビジョンを共有します」と、PCWorld などの出版物に送られた通知には記されています。「さらに、最新技術のデモや、人々が物理的にも仮想的にも、行きたい場所へ到達するのに役立つ今後の機能についても少しだけご紹介いたします。」

9to5Macが先月報じたところによると、Appleは次期iOSでGoogleマップを廃止し、自社開発の地図サービスを導入するとのことだった。Appleはここ数年、地図サービス分野の企業を複数買収しており、ついにGoogleマップを廃止する準備が整ったのかもしれない。Googleは、Appleの発表に先んじて、壮大な新機能を約束しようとしているのかもしれない。
Google が何を発表するかは誰にもわかりませんが、招待状に「次の次元」という言葉があることを考えると、Apple が iOS6 で発表すると噂されているものに似た新しい 3D マッピングが見られるかもしれません。
また、招待状の画像に表示されている場所マーカーアイコンは、Googleが地元のビジネスを示すために使用しているものと同じです。Googleがマップアプリ内でローカルビジネス検索を拡張し、おすすめの場所をもっと多く提供するようになる可能性もあります。招待状にある「人々が行きたい場所へたどり着けるようサポートする」という表現は、この説をある程度裏付けています。
(下のビデオは、Appleが2010年に買収したスウェーデンの3Dマッピング会社C3 Technologiesのものです。AppleはiOSマッピング技術の全面的見直しの一環として、WWDCでこの技術についてさらに詳しく説明すると思われます。)
Google はフロアプランや内部ビューを含む屋内マップにも多くの取り組みを行ってきたため、これらの機能がより多くの小売店に拡張され、Google のモバイル アプリでより目立つように表示されるようになる可能性がありますが、これはすべて私の推測にすぎません。
地図機能とナビゲーション機能は、スマートフォンにとって最も価値の高いツールの一つです。GoogleとAppleがどのような機能を開発するのか、今後の展開が楽しみです。どうぞお楽しみに。
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