まあ、想像以上にスムーズなローンチとは言えませんでしたが、ようやく話が進みます。Oculusは本日時点で、Oculus Riftバーチャルリアリティヘッドセットの予約注文分はすべて出荷されたと発表しました。現在在庫があり、新規注文は2~4営業日以内に発送される予定です。
Oculusは予定より若干早いと言えるでしょう。一時は注文が8月まで伸びたと報じられていたからです。いずれにせよ、VRの世界に入りたいなら、もはやデバイスの到着時期に制限されることはありません。RiftもHTC Viveも簡単に入手できます。もちろん、VRヘッドセットを動作させるのに十分な資金と、平均以上の性能を持つPCがあればの話ですが。
しかし、HTC ViveのVR専用コントローラーへの対抗策となる、疑似ルームスケールとハンドトラッキング機能を備えたOculus Touchコントローラーの発売はまだ先です。Oculusは本日正式な発売日を発表しませんでしたが、10月に開催される今年のOculus Connectで「詳細がわかる」と述べました。つまり、Oculus Touchの発売は少なくとも11月、あるいは12月までには至らない可能性が高いということです。

Oculus Touch コントローラーを持つ Oculus Rift ユーザー。
何が問題なのでしょう?数週間前のE3で披露された素晴らしい「Wilson's Heart」をはじめ、これまでに数多くの素晴らしいTouchのデモを試してきたことを考えると、現時点ではハードウェアの問題だとは思えません。コントローラーは素晴らしいようですし、カメラの制約(Touchバンドルには2台目のカメラが付属)がない限り、ハードウェア面は問題ないと思います。
Oculusは、この技術を活用したゲームが増えるまでTouchの発売を控えている可能性が高いでしょう。とはいえ…OculusストアにRiftの通常コンテンツがほとんどないことを考えると、待つのが賢明かもしれません。
私たちは 10 月にサンノゼで開催される Oculus Connect に参加する予定です。詳しい情報はわかり次第お知らせします。