クラウドファンディングプラットフォーム「Kickstarter」の人気が高まり、今年に入り同プラットフォームをめぐる論争が後を絶たず、ここ数カ月で新たなルールや緊縮策が導入されている。
しかし今、まったく新しい選択肢が登場しました。Selfstarter は、コードをフォークするだけで誰でも独自のクラウドファンディング活動を開始できるオープンソース プラットフォームです。

「ハードウェアスタートアップは、6ヶ月前と比べてKickstarterで歓迎されなくなっています」とSelfstarterプロジェクトは説明しています。「私たちも独自のKickstarterを立ち上げる必要があったので、そうしました。他のハードウェアスタートアップもおそらく同じことをするでしょう。そこで、私たちのやり方をオープンソース化することで、彼らにとってより簡単なものにしました。」
100万ドル以上
The Hの金曜日の記事で指摘されているように、Selfstarterは実際には、モバイルアプリで操作するキーレスエントリーシステム「Lockitron」の開発元によって立ち上げられました。Lockitron自体は最近Kickstarterで却下されたため、開発元は独自のクラウドファンディングサイトを立ち上げ、成功を祈るしかありませんでした。
Lockitronの資金調達目標額はわずか15万ドルでしたが、わずか数日で予約注文が100万ドルを超えました。現在、資金調達額は200万ドルに迫っています。
現在、Lockitron の成功を可能にしたテクノロジーは、独自の製品アイデアを持つすべての人に利用可能となっています。
Amazon Paymentsの設定
Selfstarterのコードは、GitHub上で誰でも利用でき、開始手順も公開されています。コードをダウンロードすることで、ユーザーは独自の認証、管理、製品管理コードを追加できる基本的なサイトを入手できます。

Ruby on Railsをベースにしたこのソフトウェアは、Lockitronが使用していたものと全く同じウェブサイトを構築し、Amazon Paymentsを使って予約を受け付けるように設定されています。ユーザーはAmazon Seller Centralアカウントを作成するだけで済みます。ただし、別のプロバイダーを選択することもできます。Selfstarterは、StripeまたはWePayを良い代替手段として推奨しています。
おそらく最も素晴らしいのは、Selfstarter は無料で使用でき、好きなようにカスタマイズできることです。
素晴らしい製品のアイデアをお持ちですか?Kickstarterや、今年初めにローンチしたCrowdtiltといった別の選択肢にすぐに飛びつくのではなく、Selfstarterを少し覗いてみるのも一つの手かもしれません。