画像: マイクロソフト
現代には最新のアプリが必要です。Outlookに関しては、Microsoftは昨年、新しいOutlookソフトウェアのプレビューリリースを皮切りに、全面的な刷新に向けてゆっくりと歩み始めました。Microsoft 365 Insiderプレビューメンバー向けに提供されていた初期バージョンでは、ユーザーは1つのアカウントのみに制限されており、しかもMicrosoft傘下のアカウントでなければいけませんでした。
しかし、Insiderブログ記事で発表されたように、同社はGmailを皮切りにサードパーティ製メールのサポートを開始しています。カレンダーと連絡先のサポートもついに統合されます。これは、Googleメールにしか接続できない現在のOutlookエクスペリエンスからの大幅なアップグレードです。Yahoo!メールとiCloudのサポートも間もなく開始されます。
新しいWindows版Outlookアプリを既にインストールしているInsiderの方は、Gmailアカウントを追加して、機能が利用可能かどうかご確認ください。まだご利用いただけない場合は、順番が来たらお知らせいたします。まだInsiderメンバーでない方で、この機会にぜひご参加ください。Microsoftの指示に従ってサインアップしてください。
サードパーティ製メールのサポートと同時に、アンケート、送信遅延、メールのピン留めといった、アプリ用の作成・管理ツールもリリースされます。アプリのカレンダー機能では、複数の共有カレンダー、複数のタイムゾーンのサポート、毎日の天気情報も追加されます。新しいOutlookの骨格にさらに肉付けがされていくにつれ、オフラインサポートなどのより馴染みのある機能も今後追加される予定です。
著者: Alaina Yee、PCWorld 上級編集者
テクノロジーとビデオゲームのジャーナリズムで14年のキャリアを持つアライナ・イーは、PCWorldで様々なトピックをカバーしています。2016年にチームに加わって以来、CPU、Windows、PCの組み立て、Chrome、Raspberry Piなど、様々なトピックについて執筆する傍ら、PCWorldのバーゲンハンター(#slickdeals)としても活躍しています。現在はセキュリティに焦点を当て、人々がオンラインで自分自身を守る最善の方法を理解できるよう支援しています。彼女の記事は、PC Gamer、IGN、Maximum PC、Official Xbox Magazineに掲載されています。