画像: Acer
AIがどんどん家電製品に押し込まれることにうんざりしているなら、きっとあなたも同じでしょう。私もAIについて書くのにうんざりしています。しかし、Googleは明らかにAIにうんざりしていません。
実際、Googleは自社のあらゆる製品に独自のAIを組み込もうとしています。AndroidとChromeOSもその対象であり、この最終目標の達成に向けて両者は少しずつ歩み寄っています。
最新のChromiumブログ投稿によると、Googleが開発するノートパソコンおよびデスクトップシステムは、「Android LinuxカーネルやAndroidフレームワークなど、Androidスタックの一部をChromeOSの基盤の一部として採用する」とのことです。その目的は、より多くのGoogle AI機能を反復的に提供することであり、モバイルプラットフォームとノートパソコンプラットフォームがこれまで別々だった場合よりも迅速に実現することです。
なぜこれが必要なのか、その理由は明確ではありません。ブログ記事では技術的な詳細についてはあまり触れられていませんが、「しばらくの間」はコンシューマー向けハードウェアに大きな変化はないと述べられています。
AndroidとChromeは、現在のバージョンでも全く別物ではありません。多くのChromebookがArmベースのプロセッサで動作しています。Google PlayストアにあるAndroidアプリの一部(すべてではありませんが)は、Chromebookに簡単にダウンロードして実行できます。統合Bluetoothスタックなど、内部コードも一部共通です。
Googleは生成AI計画に全力で取り組んでおり、Google I/OではAIと、先月発表されたよりプレミアムなChromebook Plusサブカテゴリの新機能が一堂に展示されました。GoogleのGemini AIアシスタント(旧称Bard)のより高度なバージョンは、月額20ドルで2テラバイトのGoogleドライブクラウドストレージがバンドルされており、MicrosoftのCopilot Proシステムと直接競合します。
著者: Michael Crider、PCWorld スタッフライター
マイケルはテクノロジージャーナリズムのベテランとして10年のキャリアを持ち、AppleからZTEまであらゆるテクノロジーをカバーしています。PCWorldではキーボードマニアとして活躍し、常に新しいキーボードをレビューに使用し、仕事以外では新しいメカニカルキーボードを組み立てたり、デスクトップの「バトルステーション」を拡張したりしています。これまでにAndroid Police、Digital Trends、Wired、Lifehacker、How-To Geekなどで記事を執筆し、CESやMobile World Congressなどのイベントをライブで取材してきました。ペンシルベニア州在住のマイケルは、次のカヤック旅行を心待ちにしています。