画像: デル
最新のWindows Insiderビルドで公開されているのは、Outlookの新しい無料版だけではありません。ビルド25915には、複数のモニター(少なくとも1台は高リフレッシュレートのゲーミングディスプレイ)を使用しているユーザー向けに、かなり大きな調整も含まれています。Windows Insiderブログによると、この最新ビルドでは、複数のモニターで高リフレッシュレートのタスクをより適切に処理できるようになり、異なるリフレッシュレートを個別に設定できるようになります。
Windowsは現在、複数の画面で異なるリフレッシュレートに対応していますが、その処理はごく基本的なものです。「改善されたリフレッシュレートロジック」により、例えば片方のディスプレイで240fpsのCounter-Strikeのゲームを再生し、もう片方のディスプレイで120fpsのYouTube動画を再生するといったことも処理できるようになるはずです(NeoWinの指摘による)。もちろん、両方のタスクを同時に実行しようとしてGPUがマシンを圧倒しない限りの話ですが。これは、画面ごとにリフレッシュレートが異なる可能性のあるゲーミングノートPCとゲーミングモニターを持っているユーザーにとって特に便利です。
アップデートノートには、ダイナミックリフレッシュレート(DRR)ディスプレイでバッテリーセーバーモードを使用している場合、このモードが無効になると記載されています。これは当然のことです。DRRは、主にSurfaceデバイスなど、ごく一部のノートパソコンで有効になっている機能です。外付けの高リフレッシュレートモニターでこの機能を使用するには、モニターとWDDM 3.1に対応している比較的新しいPCの両方が必要です。ただし、デスクトップモニターでは省電力機能の恩恵はあまり受けられません。これらの変更は、数ヶ月以内にリリースバージョンに反映される予定です。その間にモニターの購入を検討されている方は、2023年のおすすめゲーミングモニターのまとめ記事をぜひご覧ください。
著者: Michael Crider、PCWorld スタッフライター
マイケルはテクノロジージャーナリズムのベテランとして10年のキャリアを持ち、AppleからZTEまであらゆるテクノロジーをカバーしています。PCWorldではキーボードマニアとして活躍し、常に新しいキーボードをレビューに使用し、仕事以外では新しいメカニカルキーボードを組み立てたり、デスクトップの「バトルステーション」を拡張したりしています。これまでにAndroid Police、Digital Trends、Wired、Lifehacker、How-To Geekなどで記事を執筆し、CESやMobile World Congressなどのイベントをライブで取材してきました。ペンシルベニア州在住のマイケルは、次のカヤック旅行を心待ちにしています。