先月、GoogleはひっそりとGoogle Sky Mapsを終了しました。しかし、Google Mapsのように太陽系の大部分を仮想的に探索できる方法がまだあります。それは「Google Maps in Space 」です。
Google Maps in Space では、通常の Google マップと同じように地球の表面をズームできますが、水星、金星、火星、さらにいくつかの衛星(地球の衛星だけでなく、ガニメデ、エウロパ、さらには冥王星の衛星カロン)の上空を飛ぶこともできます。
Google Maps in Spaceでは、国際宇宙ステーションに加え、合計21個の天体を探索できます。(Googleによると、Google Earth Proでも同じ惑星間の場所を追加できるとのことですが、試してみたところ、探索する方法が見つかりませんでした。)
Google Maps in Spaceは、火星や金星に関する学校の課題の補足として最適ですが、太陽系を楽しく学べるツールでもあります。地元の天文台で望遠鏡を通して見たものをもっと詳しく見てみたいと思ったことがあるなら、Google Sky Mapsが最適です。
しかし、Googleの変更により、Google Skyマップから惑星にアクセスする従来の方法は変わりました。Google Sky、Google Mars、Google Moonはすべて廃止されました。Google提供の新しい宇宙版Googleマップへのアクセス方法をご紹介します。
まず、Google Maps in Space にアクセスしてください。(URL の末尾のスラッシュを省略するとエラーメッセージが表示されます。正しいサイトにアクセスしていることを確認するには、リンクをクリックしてください。)
画面左下の「レイヤ」にマウスを合わせると、デフォルトで地球が表示されます。新しいオプションが表示されたら、 「その他」を選択し、 「地球儀表示」のチェックボックスをオンにします。最後に、Google Maps in Spaceを再起動してください。

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左側のナビゲーションバーに、地球と惑星および衛星のリストが表示されます。いずれかをクリックすると、地球が選択した惑星に切り替わります。(現時点では、Google Earthを終了して惑星リストに戻る便利な方法はないようですので、地球の探索に気を取られた場合は、Google Maps in Spaceに戻る必要があります。)
マウスホイールを使ってズームインしたり、ズームアウトしたりできます。画面右下には2Dと3Dの切り替えボタンがあります。3Dビューでは、Ctrlキーを押しながらマウスを動かすことで視点を調整できます。残念ながら、例えばカロンで「ベイダークレーター」を探すことはできないので、ランドマークは自分で探す必要があります。

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唯一の「落とし穴」は国際宇宙ステーション(ISS)です。記事執筆時点では、ボーイング・スターライナーのトラブルで地球への帰還を余儀なくされた2人の宇宙飛行士が残されたという、ちょっとした騒動が起きています。Google Maps in Spaceでは、ISSをストリートビューのように扱い、見晴らしの良い場所から見晴らしの良い場所へと、街を飛び跳ねながら移動することができます。
カメラワークに奥行きがなく、インターフェースも少し不安定です。それ以外は、太陽系の探索を楽しんでください!
著者: マーク・ハッハマン、PCWorld シニア編集者
マークは過去10年間、PCWorldに寄稿しており、テクノロジー分野で30年の経験があります。PCWorldだけでも3,500本以上の記事を執筆しており、PCマイクロプロセッサ、周辺機器、Microsoft Windowsなど、幅広いトピックを扱っています。PC Magazine、Byte、eWEEK、Popular Science、Electronic Buyers' Newsなどの出版物にも寄稿しており、Electronic Buyers' Newsでは速報ニュースでジェシー・H・ニール賞を受賞しました。最近、オフィスのスペースが足りなくなったため、数十台のThunderboltドックとUSB-Cハブを寄贈しました。